池谷集落のみんなとお茶飲み会♪ うどんとババ抜きと。
昨日は久しぶりの雪が降った十日町ですが、今日は青空になりました。
三寒四温。寒い日と暖かい日が交互にやってきて、春に向かっていくんだなぁと感じる、雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
最近ガッツリ系の記事が続いていたので、たまには軽めにサクッと書こうと思います。
というのも、友だちの結婚式で現在東京に移動中なのです。(珍しくスマホで書いてます)
さてこの間、地域おこし協力隊に誘われて、池谷集落でのお茶飲み会に行ってきました。
80歳前後の村の人たちは冬はやることがないので、協力隊が冬の楽しみにと企画してくれたものです。
最初は、綾小路きみまろさんの映像を見て、その後近くの集落で昔撮影された映像を見ました。
30〜40年くらい前の映像で、あれは◯◯さんじゃないか、とか、昔は子どもがいっぱいだったねぇ、と盛り上がりました。
そこから、村のしょが子ども時代の話になりました。
戦争あたりの話だと思いますが、作ったコメは全て供出で出す必要があり、コメを作っているのに白米は食べれなかったこと。
「かてめし」といって、菜っ葉や大根などでカサ増ししたご飯を食べていたこと。
また、家で食糧用にウサギを飼っていて、冬の大切なタンパク源だったこと。
村の中に、と殺する仕事の人がいて、正月前にはみんなお願いしていたこと。
貧富の差で、使う言葉が違っていたこと。
例えば両親のことを、おとと・おかかと呼ぶのは上流な家、とと・かかが中流、ちゃ・ちゃちゃが下流。
そういった言葉をなくすのに、池谷分校の先生が熱心だったこと。
こういった話が、ほんの70年くらい前だと思うと、日本がいかに急スピードで変化していたのかが分かります。
そんな時代を生きてきた村の方たちの話を聞くのは、本当に面白いし、価値のあることだと思います。
話をしていると、集落で民宿を営む方が、手打ちのうどんを振舞ってくれました。
コシがしっかりしていて、本当に美味しかったです!
おそばの隠れた名店なんですが、うどんも美味しいとは!
それから、みんなでトランプのババ抜きをしました笑。
10人でやったのでなかなか札が合わず、結構盛り上がりました♪
村の人も楽しかったらしく、2回もやりました。
こういう世代関係なくできる遊びはいいですねー。ババ抜きは偉大。
そんなこんなで2時間ほど、みんなで楽しみました。
仕事で池谷に通っているとはいえ、事務所にいれば村の人と顔を合わすことも少ないので、こういう機会は大事にしたいと思います。
企画してくれた協力隊の皆さま、ありがとうございました😊
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十日町が「日本語が話せなくても楽しめる町」になったらいいな!と思った話
晴れの日が増え、日に日に春に向かっていく感じがしますね。
最近は梅酒をお湯割りじゃなくソーダ割で飲んでいる、雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
前回、前々回と「十日町雪まつり」についてご紹介していますが、今回で締めの記事にしたいと思います。
今年もまぁ本当に3日間楽しませてもらいまくりました。
雪像めぐりをし、地元地域のひろばを手伝い、屋台がたくさん出ているコミュニティひろばには出店者じゃないのに3日間毎日足を運び…。
町をウロウロして、特に感じたことがあります。
それは、本当に海外からのお客様が増えたなぁ!ということ。
雪像めぐりをした時にも、地元のひろばにも、コミュニティひろばにも、海外のお客様はいらっしゃいました。
中には日本語が堪能な方もいましたが、ほとんどは日本語ができない方たち。
私のつたない英語で、お手伝いさせていただくこともありました。
なんとかコミュニケーションをとってお困りごとを解決できましたが、でも、後から振り返ればあの時はこう言えばよかったなぁ…なんて思うことも。
せっかく海外からこんなに大勢の方が来てくださるのだから、英語を話せるようになって、雪まつりをもっと楽しんでもらうお手伝いがしたいものです!
(雪まつりのメインステージは、雪で作った世界で最も大きな建造物としてギネスにも認定されたことがあります)
実は私、大学では英語教育を勉強していて、外国語教科の教員免許も一応持っているんです。
しかし、卒業以来英語を話してこなかったので、すっかり話せなくなってしまいました…。
語学は筋肉と同じで、使わないと衰えてしまうもの。
英語が大好きで高校から英会話教室に通わせてもらったり、大学で勉強したりと親にたくさん投資してもらったのに、本当にもったいない話です。
さらに告白すると、英語を話すことに抵抗さえもっていました。
なぜなら、なまじっか勉強していた分、ちゃんとした英語を話さなきゃ!とかちゃんと聞き取れないと!という気持ちがあり、そうできない自分が恥ずかしかったんです。
なので、積極的に英語を話す機会を作る努力をしてきませんでした。
でも、今回雪まつりで、地元のじいちゃんが片言の英語で海外からのお客様に突撃して自らコミュニケーションをはかっている姿、そしてそのじいちゃんとのふれあいを楽しんでいる海外の方を見て、私は思いました。
「英語がちゃんと話せるかが重要ではなく、片言でもコミュニケーションがとれて、おもてなしの気持ちが伝わることが大切なんだ!!!」
と…。
目からウロコな体験でした。
例えば、翻訳アプリを使ったっていいし、筆談だっていい。伝われば形はなんでもいいんですよね。
市民ひとりひとりが少しの勇気と知識を持てば、もっと海外からのお客様をおもてなしできるんじゃないかと思いました。
元々おもてなし上手な十日町市民ですから、それができたら怖い物なしですよ!
「日本語は話せないけど、そこらへんの普通の人が英語でもてなしてくれて、楽しい体験が十日町ではできる!」と海外の方に感じてもらって、ネットで広めてもらって、ドシドシ来てもらえたら最高ですよね。
今年は大地の芸術祭の本祭も控えていることですし、同じ思いを持つ人で集まって、そんな活動もしていけたらいいなぁ~と感じた雪まつりでした。
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十日町雪まつりの魅力ってなんだろう? 地元ひろばを手伝って感じたコト
十日町雪まつりが終わり、途端に穏やかな日が続いている十日町です。
十日町の人がよく言う「雪まつりが終わると雪は落ち着く」は本当だな~とつくづく思う、雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
yukifurusatonoyome.hatenablog.com
雪像めぐりをしたのは、雪まつり初日の16日。雪まつりは3日間開催され、2日目には雪上カーニバル、3日目には十日町きもの女王コンテストなど様々なイベントが行われています。
が、十日町雪まつりの良さはまだまだ他にも! 雪まつり期間中には、各地で地元住民がおもてなしをする「おまつりひろば」がひらかれます。
私は2日目の17日に、地元地区のおまつりひろば「中条笹山縄文ひろば」で売り子をしました。今回はひろばの様子、感じたことについてご紹介します☆
大荒れのお天気に負けず、楽しむ!楽しむ!楽しむ!!
今年の雪まつり2日目…。この日は史上まれにみる大荒れの一日となってしまいました!!
地元の方たちも口をそろえて「こんな荒れる雪まつりはない!」と言っていました。
テントの中だろうが、容赦なく雪が吹き込んできました…。
おかげでよく冷えたかな!?笑 まぁ、天候ばっかりは仕方がないですね~。
それでも、ひろばを巡回するバスに乗って観光客の方も100人近く来てくださったのでしょうか?
お客様をお出迎えするのが、こちらの雪像。
ひろばの会場でもある笹山遺跡で出土した、国宝・火焔型土器の上部分です。
皆さんこの前で写真を撮っていましたね~。どんどんインスタにアップしてほしいです笑。
ライトアップされると、より幻想的でした。
「中条笹山縄文ひろば」のウリは、なんといっても縄文体験!!
復元した竪穴住居の中に入ることができます。
冬の間は雪よけのテントを張っているので分かりづらいですが…。
竪穴住居の中では、火をたいて魚を焼いていました。
外が荒れていたので、竪穴住居の中は人でにぎわったそうです。
さらに、遺跡横にある「じょうもん館」内で、本物の縄文土器を間近で見ることができます!
5000年以上前の土器が、こんなに並んでいると思うとなんだか不思議な感じ…。
さらにさらに、なんと本物の土器をもって記念撮影まで!! 縄文風衣装も着れます笑。
落とさないか、まさに土器土器笑。
他に、ひろばにはスノーチュービングが楽しめる場所も。
私もやってみました!
スリリング!#十日町雪まつり #スノーチュービング pic.twitter.com/9yCjBlGMeX
— 雪ふるさとの移住嫁 (@ijyuyome_yuki) 2018年2月17日
結構スピードがあって楽しめます!
地元っ子もすべりまくっていました。
スリリング!その2#十日町雪まつり #スノーチュービング pic.twitter.com/EHX7F0Ufaq
— 雪ふるさとの移住嫁 (@ijyuyome_yuki) 2018年2月17日
これは…子どもにはたまらないですよね~!
感じたことアレコレ
夕方まで店番したり遊んだりして、特に感じたのが、海外からのお客様が増えたな~!ということ。
アジア圏やオーストラリアの方など、10人以上は見かけたでしょうか。
日本語が喋れる人もいれば、喋れない人もいました。
地元の人に、「おら、海外の人と喋るのが大好きなんだ!」というおじさんがいて、英単語を並べながら「どこから来たの?」と会話を楽しんでいました。
その友好的な態度が伝わったのか、あるオーストラリア人カップルは別れた後わざわざ戻ってきて、「この人と一緒に写真を撮りたい!」とおじさんと記念撮影していました。
私のさび付いた英語でなんとか対応しましたが、もっと積極的に喋れるようになって、海外の方もおもてなししたいな~と感じました。
そして残念だったのが、おまつりひろばをまわり巡回バスが、15分しかひろばに停車しないということ!
土曜日は5本運行していましたが、次のバスに乗るというのはできず、同じバスに乗って回らないといけないと聞きました。
恐らく運営の都合上だと思いますが、やっぱり巡回バスが来る時が一番人が増えるので、もう少し滞在してもらいたいな~というのが地元の意見です。
大地の芸術祭の来場者アンケートでも、地域の人との交流が満足度につながっている結果が出ているそうです。
その地域に暮らし頑張っている人というのは、地域の大きな魅力です。
もう5分でもいいから滞在してもらって、地域の人とふれあってもらいたいな~と思います。
やっぱり実際に足を運んで、五感で感じて、地域の人と触れ合うことで、地域の良さは伝わるというもの!
雪まつりがもっともっと良くなるよう、小さなことからコツコツと良くなっていけばいいなぁと思います☆
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