大人たちの遊び? かんじき履いて、スノートレッキング!
雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
実は4月から、NPOの他に、地域に関わる仕事を掛け持ちすることになりまして。
この1週間はこっちの仕事、あっちの仕事とバタバタと過ごしておりました…。
早く新しいサイクルに慣れたいと思います。
さて、雪解けがかなり進んで、山の桜もぽつりぽつりと咲いてきた今日この頃ですが、雪がまだたくさん残っていた時の話題です。
3月中旬に地域の人に誘われて、かんじきトレッキングに行ってきました!
手作りかんじき履いて、スノートレッキング!
かんじきは、前回ご紹介した南魚沼市の一宮神社「農具市」で購入しました。
むしろこのトレッキングの予定があったから、購入を決意したのでした。
集合場所は、中条の桂スキー場という、地元の人しかほぼ来ないような超ローカルなスキー場のロッジ。
桂スキー場の運営委員の皆様の「お遊び」に便乗させてもらいました。
当日はめっちゃくちゃいいお天気で、最高のトレッキング日和!
まずは、スキー場のゲレンデを登っていきます。
ゲレンデを登るうちは、かんじきは要らないだろうと言われたので、かんじきなしで登ってみたのですが、まぁ足が雪に埋まる埋まる。
天気がよく雪が溶け気味だったので、登るのが大変でした汗。
幅広い道で、楽々トレッキング!
ゲレンデを登ったら、その先につづく林道に入っていきます。
ここからはみんなかんじきを履き、スキーストックも持って、本格的です。
日陰の道だからなおさらかもしれませんが、かんじきを履くと、やっぱり歩きやすさが全然違います!
そして林道とはいえ、山中の送電鉄塔が点検できるよう、車が通れる幅がある道なので、広くて歩きやすかったです。
山は杉がいっぱい。
景色も最高!
目的地についたら、やっぱりコレだよね!
そして出発から30分後、山の中腹となる目的地に到着~。
今回はお遊びトレッキングだったので山の途中まででしたが、道が本当に歩きやすく、もっと登ってもいいくらいでした。
とはいえ目的地に着いたので…。
出発前にいただいた、コチラをプシュ!笑
運動後のビールはうまい!!笑
みんなで持参したおにぎりやお弁当をもぐもぐ。
もちろん私も。
景色のいいところで食べると、またおいしいですね~♪
青空に飛び立つドローン!
一緒にトレッキングした方の中に、ドローンを持ってきた方が。
なんだか鳥みたい…。
後程写真を見せてもらいましたが、すっごく綺麗に撮れていました。
ドローンすごいなぁ!!
行きはよいよい、帰りは…!?
「あれは〇〇山だな」と景色を堪能した後は、下山!
行きは歩きやすい車道を通ってきましたが、帰りはトレッキングらしい(?)山道。
と思ったら、いきなり急斜面!!
いきなりのサバイバル感…!
ヒィヒィ言いながら、なんとか降りました…。
青空スノートレッキング、来年も期待!
何がすごいって、トレッキングメンバーの中には80歳を超えている人がいるってこと!笑
(写真の黄色いジャンパーのおじいちゃん)
山地で育ったじいちゃんの強さは、半端ないですホント。
ロッジに帰ったら、飲み会の仕切り直しをしました笑。
下りはちょっと怖かったけど、最高の景色を楽しめて、とっても楽しいスノートレッキングでした!
今度はもうちょっと先まで行ってみたいな~。来年に期待です!
おまけ
登りがてら採ったという、サルノコシカケを見せてもらいました。
地域の人は、タダじゃ山に登らない…笑
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南魚沼市・一宮神社農具市に、ブロガー仲間が大集合!
雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
今日はぽかぽかいい天気でしたね~♪ 十日町の桜もあと少し!
不思議なご縁で、一宮神社の「農具市」に行く!の巻
さて少し前の話になって恐縮ですが、3月12日に南魚沼市塩沢にある一宮神社の「農具市」に行ってきました!
「農具市」は南魚沼市の方にとってメジャーなおまつりのようです。
しかし恥ずかしながら、南魚沼市のお隣の十日町市に移住して7年になる私は、今まで存じ上げませんでした…。
ではなぜ、今回行くことにしたのか?
それは不思議な縁でつながったブログ仲間さんとの出会いがあったからです。
まず、ジンボラボの神保さん。
南魚沼市を中心にご活動されているブロガーさんで、この記事を書いたことをきっかけにご縁ができました。
実際に一度お会いして、ランチをしたことも。
そして神保さんとの縁がきっかけで、南魚沼市に移住するという女性ともご縁ができました。
yukifurusatonoyome.hatenablog.com
この方が、一宮神社の禰宜(ねぎ)さんになるということを、ブログで発表!
それで初めて一宮神社、そして「農具市祭」を知り、ぜひ行ってみて禰宜さんにも会いたい! ということで、神保さんを誘って行ってみました!
それで「農具市」ってどんな祭りなのさ?
一宮神社は、「農作の神」として信仰されていて、魚沼の地域の方々が大勢参拝されていたそうです。
いつしか、参拝客に農具や生活用品を売る市がたつようになり、「農具市」と呼ばれるようになったそうです。
冬から春になる頃に開かれる市のため、「節季市」とも呼ばれているとのこと。
ん??
節季市??
十日町にもあるじゃないか!
yukifurusatonoyome.hatenablog.com
やはり同じ雪国、文化が似ていますね~。
と、ちょっと脱線しましたが。
神社の境内には、竹細工や豆などを売る露店が並んでいました。
竹細工はなんともいえない味わいがありますね~。
ちなみにこちらの、ラクロスのスティックのような道具…。
何に使うか分かりますか?
これは、ゼンマイなどを煮た時に、すくいあげるために道具です!(名称は分からない…)
こういう食文化に根差した道具というのも、そそられるものがありますね!
鳥居の前には、JAしおざわさんのブースがあり、「みぞ切り機」が売っていました。
なるほど、これも農具(というか農機具)ですもんね…!!笑
飲食系の露店もたくさん出ていました。こちらは現代風なのもたくさん(笑)。
一宮神社の禰宜さん登場!
と、そんなこんなでわちゃわちゃしていたら、道の向こうから煌びやかな一行がいらっしゃいました!
厳かな雰囲気に圧倒され、とても話かける勇気などありませんでしたが、神保さんと、あの方がきっと禰宜さんだよね! ね! とこそこそ確認(笑)。
お宮で神事をされているのを、しっかりと拝見させていただきました!
お宮ではお札が売られており、後できいたところ「虫よけ」のお札なんだそうです。
きっと昔除草剤がなかったころに、大事な稲が虫害にあわないように願いを込めて、お札を神棚にあげていたんですね。
今でもたくさんの方が買っていかれていましたし、過去には他県から連絡があり、送ったこともあるそうです。
お宮は本当に歴史を感じられる建築で、特に天井の絵が興味深かったです。
こういうのについ見入っちゃいますよね~。
禰宜さんが手がすく時間まで待ちながら、私はつい良い「かんじき」があったのでお買い上げ!
値段は3000円代だったので、ホームセンターで買うよりも値段はしますが、かんじきがちょうどほしかったのと、しっかりとした作りだったので思い切って買いました!
大切に使いたいと思います☆
禰宜さんのお宅でお茶をいただいちゃう!
そして、Twitterでやりとりさせていただいていた「六つ季の家」のオーナーと、「六つ季の家」がある辻又集落の方とも合流!
実は「六つ季の家」オーナーさんは、数年前池谷集落に訪れたことがあった方で、まさかの再会にお互いに驚き! いやー世間って狭い(笑)。
「六つ季の家」は池谷から車で20分ほどで行けるので、ぜひ今度訪れてみたいです!
その後、集会所で慰労会(たぶん「直会(なおらえ)」だと思いますが)を終えた禰宜さんとも無事合流。
さらに、しかも宮司さん(禰宜さんのおじい様)に「うちでお茶でも飲んで行ってください」のお言葉に甘え、みんなでぞろぞろとお宅訪問!
お忙しいにも関わらず、色々とお話をしてくださり、大変貴重な経験となりました☆
宮司おじいちゃんのお話の中で印象的だったのは、
「農具市は、昔のホームセンターみたいなもの。ここに来れば色んなものをそろえることができたんだよ」
というお話。
農具市は、厳しい雪国の中で神社と生活が密接になっていた時代の証だと思うと、いつまでも続いていってほしいなぁと感じました。
神保さんの、農具市の記事もぜひ! かんじきを買う私がスクープされています(笑)。
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「十日町シネマパラダイス」のその後…。存続を願う有志の会に参加して。
怒涛の年度末が終わり、ようやく一息つけた雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
不測の事態に対応できるよう、もっと段取りよくやらねばなぁーと思うのですが、まだまだ修行が足りないですね。
そんなこんなで、ネタは溜まっていく一方なので、徐々にブログにアウトプットしていきたいと思います。
まず、以前からご紹介している「十日町シネマパラダイス」についての話題です。
惜しまれながら、3月11日に閉館した十日町唯一の映画館「十日町シネマパラダイス」(略してシネパラ)。
yukifurusatonoyome.hatenablog.com
yukifurusatonoyome.hatenablog.com
最後の上映会の際に、「シネパラを存続させたい」という有志の会の挨拶があり、希望が持てるな…!と思っていました。
が。
有志の会メンバーの知人から、「やはり存続は極めて困難で、今度有志の会が集まって慰労会をする」という話を聞きました。
幸いにも部外者の私も参加してよいということだったので、ブログで経緯を紹介してきた責任もあり、いちファンとしても最後まで見届けたい!という想いから、お邪魔させていただきました。
いらしていた副館長さんから改めてお話を伺うと、実はシネパラの土地と建物は借りていたもので、ここで詳しくは明かしませんが月数十万という家賃を支払っていたそうです。
むしろよく今まで営業していてくれたなぁ、と思うぐらいで、中越地震後映画館がなくなってしまった十日町市に映画館を、という館長さんの熱意があったからこそのシネパラだったんだな、と感じました。
実際、人口5万人規模の自治体に映画館があることは珍しいらしく、ひっきりなしに視察や問合せがあったそうです。
そして、地主さんと交渉をしてもとりつくしまもなく、3月いっぱいでの退去を余儀なくされたとのこと。
あの素晴らしいシートや音響設備、映写機、スクリーンなどは、すでに取り外し親会社の倉庫に保管しているそうです。
私はあのふかふかのシートが大好きだったので、ちゃんと保管されているということに少し安心しました。
ちなみにグランドピアノも館内にあったのですが、そちらは小嶋屋「和亭」に無償貸し出しすることになったそうです。
素敵な雰囲気のお店なので、きっとグランドピアノも喜ぶことでしょう!
残念ながら、今までの場所でのシネパラの存続の可能性は絶たれてしまいましたが、集まった有志メンバーから、ではあそこに設備を寄付して、映画の上映をやってみたらどうか、なんて新たな希望も出てきました。
一般論として、地方ではなかなか文化の価値が評価されにくい現状があります。
「文化では稼いでいけない。経済発展の方が先だ」という意見は、本当にごもっともだとは思うのですが、では文化のないまちに人は魅力を感じられるのでしょうか?
十日町が、バイパス沿いにどこにでもあるようなチェーン店やパチンコ店が立ち並ぶだけのまちだったら、今みたいにたくさんの移住者がやってきたでしょうか?
私は、そうじゃないと思います。
十日町の映画文化のDNAが、今後も受け継がれていくよう、これからも行く末を見守っていきたいと思います!
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