お試し移住ができる「新水シェアハウス」が完成!
雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみかです。
田舎暮らしに興味がある人向けのシェアハウス
移住を考えている人にとって、大きな関心ごとのひとつが「住まい」ですよね。
市内のアパートを借りるのも手ですが、せっかくなら自然あふれる山の方に住みたい…と思う方もいると思います。
でも、山地にはアパートはめったにありません。空き家はあっても、「家財を片付けるのが面倒」「仏壇が置いてある」「盆正月には集まる」といった理由で、借りられないことはよくあることです。かといって、いきなり家を買うのも勇気がいりますよね。
そんな人向けに、十日町市では空き家をお試しシェアハウスに改修して、入居者を募集しています。
昨年春、一棟目が松代地域竹所集落にオープンし、この春、飛渡(とびたり)地区新水(しんずい)集落に二棟目がオープンしました。
先日「新水シェアハウス」の竣工式と一般見学会があったので、お邪魔してきました('ω')ノ
シェアハウスがある新水集落の住民は、39世帯110人です(2017年2月現在)。14の集落が集まった飛渡地区の中で(これでも)一番住民が多い集落です。
飛渡地区は地域おこし協力隊など移住者が多く、活性化に力を入れている地区だけあって、小雨降る中多くの住民が竣工式にいらっしゃっていました。
シェアハウスが住民と交流できる拠点に
竣工式が終わると、さっそくシェアハウスの中に入って見学です!
玄関を入ると、開放的な土間と和室が広がります。
シェアハウスは、飛渡地区の交流拠点である飛渡公民館のすぐ近く。一階は、住民と様々な形で交流できるつくりになっています。
これだけ広ければ、大人数の集まりも余裕でできそうですね。
渡り廊下は和室の床下に収納可能なので、土間を広々使うこともできます。
台所も広くて、数人同時に台所に立っても使いやすそう!
台所の奥にはお風呂。二階にもシャワーがあります。洗面台も二つあり、最大6人住んでも、これなら順番待ちが緩和されますね。
暖房はペレットストーブが2台と灯油ストーブが1台あり、雪国の寒さに備えられています。
では二階にあがってみましょう! 吹き抜けの梁が存在感を放っています。
2階には個室が6部屋。各部屋、ベッド・机・収納等が備え付けなのが助かりますね。
木のぬくもりが温かくて、居心地がよさそうなお部屋ですね。
現在、6部屋のうち2部屋の入居者が決まっていて、4部屋は現在入居者募集中。
入居対象者等詳しくは、十日町市役所のHPをご覧ください。
ちなみに、4月から入居される方も当日いらっしゃっていました。
お仕事で十日町を訪れる機会があり、いいところだと思って移住を決めてくださったそうです。住むなら中途半端な田舎より、十日町のような雪国で特徴がある場所がよいと感じたそうです。
新水シェアハウスが、飛渡地区の新たな交流を生み出す拠点になるよう期待しています!