「ハートのつり革」「超低速列車」!? ほくほく線が色々攻めている!
雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみかです。
前回のブログでは「地方は電車が少ない!」と言いました。
yukifurusatonoyome.hatenablog.com
が…。
ローカル線もいろいろ頑張っていますよね!
有名なところでは、「和歌山電鐵株式会社貴志川線」の猫の駅長とか。
和歌山電鐵 貴志川線 猫のスーパー駅長「たま」とおもちゃ電車といちご電車
(ちなみに、2年前に行ったことあります)
▲貴志駅の駅舎も猫ちゃん!
十日町のローカル線といえば、「北越急行株式会社ほくほく線」です!
前々から、面白い取り組みをやってるなぁ~とは思っていたのですが、今日おもしろいことを聞きました!
幸せが訪れる!? ハート形つり革
なんと、ほくほく線を走る12両のうち、たった1両の1か所だけに「ハート形つり革」があるそうです!!
www.hokurikushinkansen-navi.jp
ほくほく線乗る機会はそこそこあるのですが、全く知りませんでした…!
しかも、このハート形つり革、時々別の車両に付け替えがされているそうで、北越急行の社員でさえも「どの列車に使われるかわからない」というレア度の高さ…!!!
こ、これは…見たい!!!
北越急行さん、面白すぎます…!
せっかくなので、色々アイディアが面白すぎる北越急行さんの取り組みを他にもご紹介します。
(例によって、回し者ではありません笑)
トンネルの中でも退屈しない! ゆめぞら
ハート形つり革は2014年からの取り組みだそうですが、それよりも前からやっているのが「ゆめぞら」。
ほくほく線って、とにかくトンネルが長くて多いんです。
路線の長さが約60キロメートルのうち、約40キロメートルがトンネル。路線のうちの約7割がトンネル…。(詳しくはwikipedia先生で)
私がよく利用する、十日町~六日町の区間の間には一番長い赤倉トンネル(約10キロメートル)があり、とにかくトンネルが長い!!
とにかく長いので、トンネルを通ってる間は携帯は圏外になるし、外は真っ暗だし…。
そんなトンネルを楽しくしてくれるのが「ゆめぞら」。
日本初のシアター・トレインで、車両の天井部に美しい映像が映し出されます。
結構な迫力で、見ごたえがありますよ。毎週日曜日に運行されています。
ウサギもいれば、カメもいる??「超快速スノーラビット」「超低速スノータートル」
ほくほく線では、いわゆる「快速電車」として、1日1.5往復(上り1本、下り2本)「超快速スノーラビット」が走行しています。
(乗車券だけで乗れる電車としては、日本一番早いらしいです)
「ウサギといえばカメだよね」という車内での冗談から誕生したという、「超低速スノータートル」。
イベント列車として走行されていて、2015年11月の走行時は10km/h以下の低速で走って難工事だった鍋立山トンネルを見学したりしたそうです。
これはきっと、鉄道大好きな方にはたまらないんでしょうね~!
6月11日にもまた走るそうですが、申し込み開始から4日目で定員50名の申し込みを超えるという超人気!(5月11日に申し込みは締め切られています)
「ゆめぞら」同様、トンネルを活かした取り組みですね。
電車の中でパンが買えちゃう! 「ナナシのマルシェ ほくほく列車の市」
先日ブログでもご紹介した、「ナナシのマルシェ」。
yukifurusatonoyome.hatenablog.com
年に2回、北越急行さんと共催で「ほくほく列車の市」を開催しています。
目玉はなんといっても、「パン列車」!
十日町市など5市のパン屋さんが、列車の中でパンを売るという斬新な企画です。
駅のコンコースや駅前でも、屋台が出て賑やかです。
私は残念ながらまだ行ったことがないんですが、とっても大人気で、パン列車はおいしいパンを求めたお客さんで満員になるそうです!
今度、5月28日に開催するそうなので、行きたいなぁ~(*´ω`*)
これからも「ほくほく線」から目が離せない!
他にも、佐川急便株式会社と組んで、旅客列車に貨物を積み込んで輸送する「貨客混載」事業を最近始めたり、と様々な取り組みをされています。
やはり、ローカル線は都市圏の電車に比べ利用者数が少ないので、色々と工夫が必要なんだと思います。
ほくほく線は、トンネルという良さを活かしたり、地域の団体と組んだり、本当に柔軟な取り組みをしていますね。
私もこの記事を書いていて、その取り組みの深さに改めて感動しました!!
これからもほくほく線を愛用したいと思います♪ そして、いつの日にか「ハート形つり革」を発見するぞ…!!!
▼おまけ
ポケモンGOが配信開始した頃に、十日町駅で見かけた立て看板。
こういう注意喚起の仕方、イケてます!