マナーの悪いカメラマンが、ひとりでも減りますように!!

雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみかです。

昨日、Facebookのある方の投稿がシェアで回ってきました。

ぜひたくさんの方に知っていただきたいことだと思ったので、投稿者の方の許可をいただき、紹介させていただきます!

 

それは…私の大好きな「星峠の棚田」を訪れるカメラマンのマナーの悪さについての記事です。

 

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yukifurusatonoyome.hatenablog.com

 

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以下、宮澤幸雄さんの投稿です。

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今日の星峠。鍋立山手前の駐車場から目の前に広がるシンボルの二枚の大田圃はちょうど田植え作業中でした。


地権者の牧田信輝氏夫妻は、「最近は畦に入って三脚を田圃に立て、さらに田圃の中に足を入れて写真を撮る輩がいて困る。私達が仕事をしていると撮影の邪魔だからどいてくれと言う輩もいる。マナーが悪すぎる。駐車場や展望台、トイレまで整備して観光客誘致しているが、このような事態は想定していなかった。何とかしなければならないと危惧している。」と危機感をあらわにした。

 

私も同感である。先日、当地で畦脇の桜を撮影していたところ、堂々と畔の中に歩いて入り、三脚を立て桜の直近で撮影する輩を目撃した。

相当数の方が不平を口にしていたが誰も注意する者がいなかったことから、私が「君、畦は入れないよ。ちゃんと田圃を管理している地権者がいるんだから出なさい。地権者からも言われているんですよ。」と注意すると、「すみませんでした。」と頭を下げて出て行った。若い写真家だった。

入ってはだめだという事を知らない人もいるのではないだろうか。「農道以外立ち入り禁止」という看板があるから読まなかったのだろうか。

 

さらには、私のFBのお友達によれば、ワゴン車に乗って数人で来て田圃の畦や農道脇に生えているフキノトウ等の山菜を根こそぎ取っていく輩を目撃したとのこと。管理地内であれば窃盗になる。

牧田氏と話をしていて特に撮りたいとお願いしたわけではなかったが、「あなたには特別に許可しますからどうぞ畔の中に入って写真を撮ってください。」と言ってきた。

私は、「そんなつもりで話をしているのではありません。私は畦に入ってまで写真を撮るつもりはありません。私が畔の中に入って写真を撮っていればこれを見た人には畦まで入っていいんだと思われてしまいますからね。」とお断りした。

 

これ以上マナー違反が拡大しないことを祈りつつ、ぜひここまでご覧の皆さんにはシェア拡大を切に願うものであります。

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私の友人にも、同じ「星峠の棚田」で耕作している方がいるのですが、その方も同様にカメラマンのマナーの悪さに憤慨されていました。

 

棚田が美しいのは、耕作の条件が悪くても一生懸命絶やさずに耕作している農家さんがいるからです。

それなのに、そんな農家さんに「撮影の邪魔だからどいてくれ」という人がいるなんて…。

宮澤さんの投稿を拝読して、本当に本当に悲しい気持ちになりました。

 

「星峠の棚田」を愛する者として、棚田に関わる者として、少しでも力になりたいと思い、今回紹介させていただきました。

私のブログを読んでくださっている方は、こんな心無いことをする方ではないと思いますが、1人でも多くの人に知っていただければ、悲しいことは少しずつ改善されていくと思います!

 

少数のマナーの悪いカメラマンがいることで、純粋に棚田で感動したい人でさえも棚田が見られなくなってしまうかもしれません。それは絶対に避けたいことです。

カメラマンの方には、ぜひ農家の方に感謝とリスペクトの気持ちを持って、シャッターを押していただければと思います!!