プロジェクターで「田んぼアート」の下書き作業!

雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみかです。

5月も終わってしまいましたねぇ…。なんだか、あっちにバタバタこっちにバタバタしていたなぁという印象です。

その分充実はしていましたが、ちょっと慌ただしすぎましたね。

ブログもネタはあれど書く時間がなくあまり更新できませんでした(´・ω・`)

その分6月はためているネタを放出していきたいですね。

 

さて、おとといは「田んぼアート」の下書き作業をしました。

種類の違う稲を田んぼに植えて、絵を描くのが「田んぼアート」。

青森県田舎館村が一番有名だと思います。

田舎館村田んぼアートオフィシャルサイト

 

私が活動している池谷集落が位置する飛渡(とびたり)地区でも、住民が中心になって「田んぼアート」の活動をしています。

田舎館村ほどの完成度ではありませんが、今年で6年目になるので、市内では知る人ぞ知るスポットになっているようです。

 

そんな「田んぼアート」の田植えをするイベントが今週土曜日にあり、事前準備としての下書き作業を行いました。

きっと田舎館村では、きちんと測量して高度な技術で下書きの作業をしているんだと思いますが、私たちはそんな技術がないので、プロジェクターを使ったお手軽な方法でやっています。

どんな風にするのかというと、まず、キャンバスとなる田んぼにプロジェクターで下絵を投影します。

 

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左側にうっすらと映っているのがプロジェクターです。

道から見下ろす田んぼに投影するのですが、高さが必要なのでコンテナを積んでいます。

さらにプロジェクターに角度が必要なので、タオルで調整しています。

 

カメラの性能がいいので、結構はっきりと絵が映っているように見えますが、実際はもっと光が薄いです。(ちなみに写真はいただきもの)

なので、田んぼの水面におさまるようにプロジェクターを調整するのも、なかなか技が必要です。

 

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田んぼに映す下絵の位置が決まったら、田んぼにざぶざぶと入り、光の線に沿ってイボ竹(ナスなどの支柱に使う棒)を田んぼにさします。

そして、イボ竹をPPテープで結んで輪郭を作ります。

 

この時、ちょっとでもプロジェクターの位置がずれると、大変なことになります。

プロジェクター自体のずれがほんの少しでも、遠くの田んぼに投影している下絵はものすごーくずれてしまうので、最初からやり直しです。

実際、去年作業の途中でそんなハプニングが起きてしまい、修正不可能となり、違う日に改めてやり直しました(汗)。

 

そんな失敗を経験している私たち。

今年は無事にずれることもなく、約1時間ほどで作業を終了することができました。

 

ちなみに、前述の田舎館村はなんと7種類もの稲で絵を描いているそうです。

私たちはそんなにたくさんの種類の稲を入手することができないので(色々とルールがあり入手困難なんです)、2種類(普通のコシヒカリとムラサキイネという黒米)で絵を作っています。

なので、絵はとにかくシンプルイズベスト!!

これも去年、図柄を複雑にしてしまい苦労したという反省をふまえた教訓です。

今年は、十日町市ゆるキャラ「ネージュ」くんにしました。

 

一夜明けた昨日、下書きがされた田んぼを見に行ってきました。

 

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なかなか上手な出来栄えです!

この状態なら、きっと田植えイベントの参加者の皆様も混乱することなく苗を植えられそうです。

 

田んぼの畦から見ると、こんな感じです。

 

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うんうん、いい感じです☆

週末のイベントがとっても楽しみです! せめて雨が降らないことを祈って…。