出来立てほやほやのジビエ加工施設とクラフトビール醸造所を見学!
雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
今週も寒波がやってきていますね~。十日町もすごい雪です。雪国の皆様、くれぐれも運転にはお気を付けください…!
さて、昨日今日と、2人の女性の新しい挑戦をしている現場を見学したので、ご紹介いたします!
ジビエ加工施設「雪国base」
まずは、先日トオコンで最優秀賞を獲得した高橋美佐子さんのジビエ加工施設。
(ジビエとは、フランス語で『狩猟で捕獲された野生の鳥獣』のこと)
場所は、農家民宿「茅屋や」の奥にあります。
倉庫を改修して作られた施設には、上越市で捕獲されたというイノシシが。
こちらの装置は、重さ100キロまで吊るせるとのこと! ちなみに、こちらのイノシシは70キロあるそうです。
奥には、巨大冷蔵庫&冷凍庫もあり、加工したジビエをたくさん貯蔵できます。
今後、十日町市を中心に猟師さんからジビエを買い取っていくそうです。
新しい取組なのでまだまだ手探り状態だそうですが、ジビエの近年の注目度に比べ加工施設は県内2か所目と数少ない場所なので、需要はたくさんありそうです!(ちなみに1か所目は糸魚川市にあります)
ジビエ文化のさらなる発信をぜひ頑張っていただきたいです!
クラフトビール醸造所「妻有ビール」
以前、壁塗りのお手伝いをさせていただいた醸造所に設備が入り、12月24日に見学会が開催されました。見学会にはなんと150人の方がいらしたそうで、関心の高さがうかがえます!
その日は私は別用があり行けなかったので、個人的に見学させていただきました。
外観では醸造所と分からない場所ですが、中に入るとタンクが並んでいて壮観!
千歩さんが丁寧に説明してくださったので、ビールの知識ゼロの私でもよ~く理解できました!
こちらの2つ並んでいる釜の右側で、麦芽(モルト)とお湯をまぜ「糖化」と「濾過」をした後、左側の釜でホップを加え「煮沸」等をするそうです。
(私が映り込んでいるのは気にしないでください笑)
右側の釜の中。
麦芽もイギリスとドイツから届いていました!
ちなみに、麦芽は大麦を発芽させたもので、大麦そのままでは醸造に適さないんだそうです。
大麦を麦芽にするには色々な過程があり、聞いただけでもう〜ん大変そうだぞ!って感じでした。
近隣の大麦を作っている方から千歩さんのところに話がくるそうですが、そういった加工をしないと原材料にするのは難しいそうです。
加熱した麦汁は冷却し、酵母を加えて発酵させます。
こちらのタンクには500L入るそうで、3つで1500L。ビール瓶中瓶で計算すると3000本ができる計算です。大変希少性が高いビールですね!
できあがったビールは、瓶詰めではなく樽詰めで販売するそうです。
なんでも、瓶詰めを自動でする設備には3000万かかるそうで!!
なので、基本は樽を飲食店や旅館などに販売する格好になるそうです。
ただ、年明けから醸造した最初のビールは、2月の十日町雪まつりのコミュニティ広場(十日町高校グラウンド)で販売する予定だそうなので、どなたでも気軽に飲むことができます☆
十日町らしく、そばを使った「そばエール」を醸造するそうなので、とっても楽しみです!
美佐子さんも千歩さんも、多くの人に応援されながら新しいことにチャレンジしていて、本当にすごいと感じました!
これからどんな風に広がっていくのか、これからも注目していきたいと思います♪
▼雪国Base(農家民宿茅屋や)▼
FB:https://www.facebook.com/kayabuki.house.kayaya/
▼妻有ビール▼
https://www.facebook.com/tsumaribeer/