十日町市唯一の映画館「十日町シネマパラダイス」が閉館…。

ここのところちょっと忙しく、ご無沙汰になってしまいました。雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。

さて、十日町市唯一の映画館「十日町シネマパラダイス」が閉館するという、十日町市民にとって大変な残念なニュースが入ってきました。

 

十日町唯一の映画館、閉館へ

 十日町市で唯一の映画館「十日町シネマパラダイス」(本町6)が3月11日で閉館することが18日、分かった。2004年の中越地震で市内の映画館が被災し閉館したのを受け、07年に会社役員が開設して10年余り。郊外型のシネコンが主流となる中、従来型の映画館として奮闘してきたが、観客数の伸び悩みなどで幕を下ろすことになった。

 同館は07年12月、「中越地震で被災して沈んでしまった町を元気づけたい」と、地元の織物加工会社副社長を務めていた岡元真弓館長(73)が私財約1億3千万円を投じ、空き店舗を改装して開いた。

(引用:新潟日報http://www.niigata-nippo.co.jp/sp/news/national/20180119369109.html) 

 

十日町市のような人口5万人規模のところで営業するのは難しかったと思うし、何より一生懸命やってこられた館長さんが体調を崩されて、資金元の会社の役員を退いたのが大きい要因だったようです。

 

唯一の映画館ということに加え、メジャーな映画からシネコンでは上映されないような独立系の映画も上映していたので、本当に残念です。

設備も本当に良くて、何より座席シートのふかふかさは、あの規模の映画館では群を抜いていると思います。

確かにお客さんの入りは少なかったけど、その分ゆったりと映画を鑑賞できて良かったんだけどなぁ。映画好きのための映画館って感じでしたね。

 

確か、シネパラで初めて見た映画は、「アナと雪の女王」じゃなかったかな。

お子さんもちらほら来ていて、発声上映とかでなくても、「Let it go」を歌っていてほほえましかったり。

 

十日町市の女性の半生を追いかけたドキュメンタリー映画「夢は牛のお医者さん」や、「聖の青春」、「人生フルーツ」も鑑賞しました。

(なんか私の映画の好みが出てますね…笑)

 

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今上映している、「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」も面白そうだし、明日あたり行っちゃおうかな。

残していきたいものには、利用したり購入したり、ちゃんと投資をしていかないといけないんだな、とつくづく思いました。

当たり前のものは一つとしてないから、なくなってしまった時に後悔しないようにしないとですね。

 

「人生フルーツ」は2月にアンコール上映があるそうですし、「夢は牛のお医者さん」も3月に上映するみたいです。

どちらも本当に素晴らしい映画なので、ぜひこの機会に市内の方も、お近くの市の方からも足を運んでいただきたいと思います。

 

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十日町シネマパラダイス

木曜休館

http://www.t-cinepara.com/index.html