十日町が「日本語が話せなくても楽しめる町」になったらいいな!と思った話

晴れの日が増え、日に日に春に向かっていく感じがしますね。

最近は梅酒をお湯割りじゃなくソーダ割で飲んでいる、雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。

 

前回前々回と「十日町雪まつり」についてご紹介していますが、今回で締めの記事にしたいと思います。

今年もまぁ本当に3日間楽しませてもらいまくりました。

雪像めぐりをし、地元地域のひろばを手伝い、屋台がたくさん出ているコミュニティひろばには出店者じゃないのに3日間毎日足を運び…。

町をウロウロして、特に感じたことがあります。

それは、本当に海外からのお客様が増えたなぁ!ということ。

 

雪像めぐりをした時にも、地元のひろばにも、コミュニティひろばにも、海外のお客様はいらっしゃいました。

中には日本語が堪能な方もいましたが、ほとんどは日本語ができない方たち。

私のつたない英語で、お手伝いさせていただくこともありました。

なんとかコミュニケーションをとってお困りごとを解決できましたが、でも、後から振り返ればあの時はこう言えばよかったなぁ…なんて思うことも。

せっかく海外からこんなに大勢の方が来てくださるのだから、英語を話せるようになって、雪まつりをもっと楽しんでもらうお手伝いがしたいものです!

 

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雪まつりのメインステージは、雪で作った世界で最も大きな建造物としてギネスにも認定されたことがあります)

 

実は私、大学では英語教育を勉強していて、外国語教科の教員免許も一応持っているんです。

しかし、卒業以来英語を話してこなかったので、すっかり話せなくなってしまいました…。

語学は筋肉と同じで、使わないと衰えてしまうもの。

英語が大好きで高校から英会話教室に通わせてもらったり、大学で勉強したりと親にたくさん投資してもらったのに、本当にもったいない話です。

 

さらに告白すると、英語を話すことに抵抗さえもっていました。

なぜなら、なまじっか勉強していた分、ちゃんとした英語を話さなきゃ!とかちゃんと聞き取れないと!という気持ちがあり、そうできない自分が恥ずかしかったんです。

なので、積極的に英語を話す機会を作る努力をしてきませんでした。

 

でも、今回雪まつりで、地元のじいちゃんが片言の英語で海外からのお客様に突撃して自らコミュニケーションをはかっている姿、そしてそのじいちゃんとのふれあいを楽しんでいる海外の方を見て、私は思いました。

 

「英語がちゃんと話せるかが重要ではなく、片言でもコミュニケーションがとれて、おもてなしの気持ちが伝わることが大切なんだ!!!」

と…。

 

目からウロコな体験でした。

例えば、翻訳アプリを使ったっていいし、筆談だっていい。伝われば形はなんでもいいんですよね。

市民ひとりひとりが少しの勇気と知識を持てば、もっと海外からのお客様をおもてなしできるんじゃないかと思いました。

元々おもてなし上手な十日町市民ですから、それができたら怖い物なしですよ!

「日本語は話せないけど、そこらへんの普通の人が英語でもてなしてくれて、楽しい体験が十日町ではできる!」と海外の方に感じてもらって、ネットで広めてもらって、ドシドシ来てもらえたら最高ですよね。

 

今年は大地の芸術祭の本祭も控えていることですし、同じ思いを持つ人で集まって、そんな活動もしていけたらいいなぁ~と感じた雪まつりでした。

 

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