2018年どんな年だった? 2019年どんな年にしたい?
皆様、年末いかがお過ごしでしょうか? 雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
雪国十日町には珍しい、雪の少ない年越し。年末年始は帰省せずに十日町で過ごすのが通例なので、ゆるゆると掃除をしたり溜まった録画を見たりして過ごしています。
さて2018年も今日で最後ということで、1年の振り返りをしたいと思います!
お付き合いいただけると幸いです。
2018年はどんな年だった?
2018年、十日町に移住して8年目を迎えた年。
私にとって大きな出来事が3つありました。
1つ目は、今までのNPO地域おこしの仕事に加え、地域自治組織の仕事を始めダブルワークになったこと。
2つ目は、「大地の芸術祭」。
3つ目は、ブログで書くのは初めてですが、ウサギを飼い始めたことです。
ひとつひとつ振り返っていきます!
点から面の地域おこし
4月から、中条飛渡地域協議会という地域自治組織の事務局の仕事を始めました。
この仕事の話が来たのは、本当に青天のへきれき!という感じでした。
驚くと同時に、やってみたい!私ならできる!という気持ちになりました。
活動しているのは飛渡地区の池谷集落ですが、実際に住んでいるのは隣接する中条地区なので、移住以来お世話になっている飛渡地区と住んでいる中条地区のどちらにも貢献できる仕事だ、とワクワクしました。
夫やNPO地域おこしの仲間に相談した上で、喜んで引き受けさせていただきました。
2つの仕事を掛け持ちすることは慣れるまで少々大変でしたが、挑戦して本当に良かったです。
いわば池谷集落という「点」の地域おこしから、地区全体の「面」の地域おこしに広がることができたのかな、と感じます。
点は点の、面は面の、それぞれ違うやり方や得られる情報があり、地区の方たちとの新しい出会いやより深い関わりができ、相乗効果の働き方ができてやりがいがあります。
ついつい黙っていられない性格なので、嫁いできた新参者のくせして色々と生意気なことを言っているなと、自分でも思う時がありますが(笑)、「みかちゃんが嫁に来てくれてよかった~」と寛大に受け止めてくださる地区の皆さんのおかげで、本当に助かっています。
これからの社会情勢の中で、地域に求められる役割は増えてくるかと思うので、より住みやすく、住んでいる人が幸福になれる地区を目指して、頑張っていきたいです。
やりきる自信を持てた「大地の芸術祭」
十日町市とお隣の津南町をフィールドに、3年に1度開催される「大地の芸術祭」。
新しい仕事を始めたおかげで、芸術祭アーティストのエマ・マリグさんの受入れに関わることができました。
yukifurusatonoyome.hatenablog.com
それがきっかけで、「大地の芸術祭」により深く興味を持つようになり、そして後半から怒涛の追い上げをして約380点の作品を全て見て回る、「コンプリート」を達成しました!
yukifurusatonoyome.hatenablog.com
とても飽きっぽくて、何かを成し遂げたという経験が今までなかった私。
でも一時は無理だと思っていた芸術祭のコンプリートを達成することで、「私もやればできる!」という自信を持つことができました。
この経験は本当に何にも代えがたいものだと思います!
生活の変化を与えてくれたウサギ
そして、11月末にウサギ(ネザーランドドワーフ)をお迎えしたのも、大きな出来事でした。
結婚して丸5年、お互い自由気ままにくらしている私たち夫婦。
生活が安定している分、子どもは欲しい反面、子どもができることで自分の生活が変わってしまうことへの不安もありました。
でもそんなことも言っていられないし…どうしたものか…と思い、まずはペットを飼って練習(という言い方が正しいかは分からないですが)しようと思いつきました。
しかし、私はペット飼育経験が中高校生時代のハムスターだけだったので、犬や猫はちょっとハードルが高い…。しかしハムスターだと物足りない…(ハムスターも大好きですが)。
と悩んでいたところ、旅行先でウサギの抱っこ体験をしました。
そうしたら、その時のウサギの可愛さがずーーーーっと頭から離れず笑。
もうこれは飼うしかない!!!! と決断し、ネットでウサギ専門店を探し、お迎えすることに。
飼い始めて1ヶ月、色々な不安が嘘だったかのように、すっかりウサギ中心の生活に変わりました!笑
特に動物好きの夫のメロメロ具合はハンパなくて、毎日帰宅後はケージの前に横たわって、ずーっとウサギを眺めています。
その様子を見て、「きっと子どもができたら子煩悩パパになるんだなぁ…」と、予想以上に育児のシミュレーションができている気がします笑。
2019年はどんな年にしたい??
さて、2019年がやってきます! 新しい元号が始まる特別な年。
どんな年になるでしょうか? どんな年にしましょうか?
2018年は変化が多かったので、2019年は「深める」「つなげる」をテーマに頑張りたいと思います。
今年築いた自信を来年につなげて、今までやってきたことも新しく始めたこともより深化させる。そんな年にしたいです。
今年1年、お付き合いいただき本当にありがとうございました!
来年もどうぞお付き合いのほど、よろしくお願い致します!
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「大地の芸術祭」コンプリートイベントに参加しました!
ようやくタイヤをスタッドレスタイヤに履き替えた、雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
これでいつ本格的に雪が降り始めても大丈夫!! どんとこいです!
さて、以前ブログにも書きましたが、今年の「大地の芸術祭」では全作品を見て回る、いわゆるコンプリートを達成しました!!
yukifurusatonoyome.hatenablog.com
コンプリートをしようと思った大きなきっかけは、コンプリート達成者が招待されるイベントがあると聞いたから。
先日、ついにそのイベントがあり、参加してきたのでレポしちゃいます!!
「大地の芸術祭」ラヴァーたちのつどい
今年の「大地の芸術祭」コンプリート達成者は、なんと395人!
そのうち128人の方が、松代の拠点施設「農舞台」に集まりました。
ちょうど前日が初雪だったので、「棚田」に雪化粧がかかり綺麗でした。
まず、農舞台のピロティで集合写真。ふと見ると、人気作品「リバース・シティー」の鉛筆が冬眠中…笑。
珍しい様子だったのでパシャリ☆
参加者には、この夏見慣れた黄色いアレと、追い求めたアレが配られました。
そう、芸術祭パスポートと、作品についていたハンコです。
パスポートには、一つずつ作品番号が振られています。
私は「T386」。ちなみに、「森ノウチ」でした。
他の参加者とお話したら、相手のパスポートの自分の作品番号にハンコを押します。
参加者同士の会話が弾む仕掛けというわけです。
私の成果はこんな感じ。
そんな多くないですけど…笑。
今回の芸術祭ではなかった、過去のハンコ(カエル、トリ、パンダ、家)も用意されていたのでちょっと嬉しい。
ちなみにキナーレの番号を持っていたのは、十日町市長でした。
ミシュランレストランシェフ監修の料理も!
楽しい会に、おいしい料理は欠かせない! ということでもちろんご飯も楽しみました。
とーくーに、ドリアと糸瓜とグループフルーツのマリネの二品は、ミシュランレストランの米澤文雄シェフの監修のもの!
米澤シェフのお料理は、今年の芸術祭でオフィシャルツアー参加者限定だったので、とても嬉しかったです。もちろんめっちゃ美味しかったです!
会の途中で、餅つきも行われました。
できあがったお餅は、食い気が勝ってしまって、うっかり撮るのを忘れました笑。
お楽しみ抽選会で、まさかの再会!
会終盤には、抽選会もありました!
景品はなんと、「大地の芸術祭」総合ディレクター北川フラムさんのサイン入り・作品キャプション!
今年の芸術祭で話題になった作品ばかり☆
そして一番左のキャプションは、私が今年特に思い入れが強かった「アトラスの哀歌」ではないですかっ!!!
yukifurusatonoyome.hatenablog.com
これは……当たったらぜっっつつつつたい運命!!!!!
当たらないかなー当たらないかなー!
と子どもたちも最前列で待機笑。
結果、残念ながらどれも当たらなかったのですが( ;∀;)
「アトラスの哀歌」を選んだ方にお願いして、一緒に写真撮らせてもらいました。
ぜひ末永く大切にしていただきたいです!
芸術祭を愛する気持ちは無限大!
本当に念願だったコンプリートイベントに参加し、他の達成者の皆さんともお話できて大変楽しかったです!
参加者の方の中には、今回で3回目という方も数名いらっしゃったし、一番遠いところからは大阪から来たというご夫婦も!
市外県外からもいらっしゃっていて、地域住民としては感謝!!!の言葉に尽きます。
3回目のコンプリートを達成したブロガーさん。イベントでお会いできました。
大地の芸術祭 3Timesコンプリート 【コンプリートイベント 当日 11/24】 | 教えてあげてもいいけど
前日Twitterで見た黒板アートも、現物見れました!
▼#大地の芸術祭 2018
— みさきんぐ🚀🌟🌏 (@bochiko365) 2018年11月23日
51日間の期間中、全作品378点全てを鑑賞し、スタンプラリーを制覇した猛者だけが招待される【秘密のお茶会☕】があるのをご存じですか…?😏
それが明日開催される「コンプリートイベント」です。
そんな全国から集まる芸術祭ラヴァーズをお迎えするwelcome art 描きました😆🎨 pic.twitter.com/kLka6kIzJ8
改めて、大勢の方が「大地の芸術祭」を愛しているんだなぁと感じられて、今回コンプリートしてコンプリートイベントに参加して、ほんとーーーに良かったと思います!
こんなに素晴らしいイベントが地元で開催されていて、本当にありがたいです。
これからも「大地の芸術祭」を愛し、発信していきたいと思います!!
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行かないなんてもったいない!「星と森の詩美術館」
雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
すっかりブログ更新もご無沙汰してしまっているうちに、今日初雪が降ってしまいました。季節が巡るのは早いですねぇ~…。
さて、ところで、皆さんには「気になっているけれど、なかなか行く機会がない場所」というのはありますか?
私にとって、十日町市にある「星と森の詩美術館」が、長らくそういった場所でした。
が、先日ついに行ってきたのでご紹介したいと思います!
上品な気持ちにひたれる「星と森の詩美術館」
「星と森の詩美術館」は、約20年前に株式会社丸山公務所の社会事業の一環として開館した美術館です。
元々美術館が好きなこともあるし、また館名のかわいらしさに、「どんなところなのだろう?」とずーっと思いながら行けずにいたのですが、たまたま招待券をもらったので、ついに足を運んでみました!
美術館は住宅街を抜けて先の高台にあるので、駐車場からすでに景色も良く、ゆったりとした時間を感じることができます。
駐車場から美術館に向かう小径の、絵になること! 別の世界にいざなわれるかのようです。
小径の先にある、なんとも上品な建物が「星と森の詩美術館」です。
ちなみにまるで絵本のタイトルのような館名は、収蔵作家の星襄一(じょういち)氏の木版画「星の森」、天田昭次(おきつぐ)氏の刀剣「七星剣」、藤巻秀正(ひでまさ)氏の彫刻「森の詩」にちなんで名づけられたとのこと。
美術館の周りにはブナ林が広がっていて、紅葉の最後の時期だったので、見惚れるくらいの美しさでした。
素晴らしい環境の中で、とっても優雅な気分に浸りながら、作品鑑賞を楽しむことができました。
こじんまりとした展示室ですが、ゆったりと座れる椅子もあり、心行くまで作品を眺めることができました。
美術館周りの散策も楽しんで
作品鑑賞だけでなく、併設の喫茶コーナーで飲み物を飲むこともできます。
室内にも座席がありますが、屋外のテラスがとても雰囲気が良いのでオススメです!
美術館の目の前の池、木々の向こう側の山といった、穏やかな景色も楽しめます。
池のまわりとぐるっと一周できる小径もあるので、散策するのも楽しいでしょう。小径に沿って、彫刻が多数設置されています。
ブナ林を通るところも。
私設の美術館なので、けして大きくはありませんが、普段の忙しさを忘れるような上品で穏やかな空気が漂う場所でした。
今まで来なかったなんてもったいない!
冬期間(12~3月)は休館するので、来年また訪れてみたいと思います!
「星と森の詩美術館」
http://www.hoshi-uta-m.jp/index.html
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