小正月どんど焼きはしごの旅~!
雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみかです。
今日は小正月でしたね。
集落によって「さいのかみ」「〆焼き」「道楽神(どうらくじん)」とも呼びます。
東京生活では小正月行事には全く縁がなかったので、
こういう時季に行われる行事に参加できるのは、とっても楽しいです(*´ω`*)
今年は特に色んなご縁があって、2日間で4か所回らせていただきました。
●1か所目 松代地域竹所集落
昨日は、松代地域にある竹所集落のどんど焼きに行きました。
竹所集落は、ドイツ出身の建築デザイナー・カール・ベンクスさんが住んでいて、
カールさんが再生した素敵な古民家が立ち並んでいるところです。
竹所集落に関しては、以前十日町の移住・定住ナビ「さとナビ」に
記事を書いているので、ぜひご覧いただけると嬉しいです!
さて、そんな竹所集落のどんど焼きは夕方4時に点火。
大雪のためちょっと到着が遅れたので、すでに結構燃えていました。
東京から小学生の団体が来ていたので、子どもが大勢で賑やかでした。
どんど焼きが終わった後は、集落センターで飲み会です。
(積雪1メートル50センチってところでしょうか…)
飲み会では、おもちをいただきました。「くしもち」と言うそうです。
例年だと、どんど焼きの後にかまくらの中でおもちを食べるそうなんですが、
今年は大雪で村の人が除雪に追われ、かまくらが作れなかったそうです。
来年は、ぜひかまくらの中で食べたいですね!
さらに、驚くことに春の山菜である「ふきのとう」の天ぷらもありました。
ちょうど大雪が降る前に、採ったそうです。
いかに、大雪が降る前に雪がなかったかが分かりますね~。
珍しいものをいただきながら、村の人とわいわい過ごせて楽しかったです!
●2か所目 池谷集落
今日は午前中、池谷集落のどんど焼きへ。
9時に集合して、みんなで会場づくりです。
今年は、ユンボを出してくれる村人がいたので、すぐに会場が作れました。
かんじきをはいて、雪を踏み固めます。
竹と豆ガラとワラで、どんど焼きを作ります。
神様にお祈りして、お神酒を飲んで…。
年男(御年84歳!)が点火!
熾火になったら、するめや餅を焼きます。
場所によって焼くものが変わるようですが、池谷の主流は餅かな。
私も今年は知恵を絞って、こんな感じで餅を焼いてみました。
結果は…あんまりうまく行きませんでした(´・ω・`)
やっぱり、吊るす方式がよさそうです。来年はそうしよう。
●3か所目 住んでる町内
池谷集落から戻ってきて、午後イチは住んでいる町内のどんど焼きに行きました。
実は住んで3年目ですが、行くのは初めてです。
夫と一緒に行ったのですが、のんびりしてたらほとんど終わりかけでした(汗)。
池谷よりも住宅街だからか、小さなどんど焼きでした。
●4か所目 飛渡(とびたり)地区新水(しんずい)集落
町内のどんど焼きが終わった後、飛渡地区新水集落の道楽神に行きました。
町内のどんど焼きと時間がかぶっていたので、着いた頃にはかなり燃えた後でした。
4か所回った中では、一番大きなどんど焼きでした。
新水集落のどんど焼きと、この後行われる「はねっけぇし」という遊びは、
会場で鴨汁を売っていたので、いただきました!
「はねっけぇし」については、長くなるのでまた改めて記事にします!
色んなところを回って、小正月行事を満喫した2日間でした!