移住する側も受け入れる側も、お互いに幸せな移住になるために
雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみかです。
早いもので、1月が終わってしまいますね~。
2月・3月は移住関連のイベントが多いので、ぜひ紹介したいと思います。
○ツマリカフェ2017~大地の芸術祭の里に住もう~
越後妻有(十日町市・津南町)に移住した4人の女性の移住話を聞くことができます。
その中の1人が開業した農家民宿で、雪国の暮らしを体験できるイベントも行うそうです。
○飛渡移住体験ツアー
私も深くかかわらせてもらっている飛渡(とびたり)地区。
次々と移住者がやってくる、十日町でも先進地的な地区での暮らしを体験できます!
様々な移住歴、職業についている移住者と一緒に話をし、
幻想的な雪のイベント「なかさとスノーカーニバル」も参加できます。
私も移住者の一人として、お話させていただきます!
●受け入れる側も不安を抱えている
私も移住6年目ともなると、もう移住者の中堅どころですね。
最近では、移住1~2年目の若い世代の姐御的存在(笑)になりつつあり、
受け入れてもらう側から、受け入れる側に変化している気がします。
そんな中で思うのは、「移住する側も、受け入れる側も不安」ということです。
移住する側は、新しい土地、新しい環境、新しい人が待っている訳ですから、
不安があるのは想像しやすいと思います。
でも、移住者を受け入れる側も、移住者と同じぐらい不安なんです。
小さいムラほど、住民ひとりひとりの存在や力関係がとっても重要なので、
一人だとしてもその影響力はかなり大きいです。
なので、
「新しい人がくるっていうけど、ムラにうまくなじんでくれるだろうか?」
「ちゃんとムラの共同作業に出てくれるだろうか?」
「新しい土地で自立してやっていけるだろうか?」と、
新しい住民に対して、色々と不安を持ってしまうのです。
●移住をしたい方は、ぜひ「移住の3ステップ」を!
そこで、お互いの不安を解消するために「移住までのステップ」を踏むことをオススメします。
「移住までのステップ」とは、「体験→交流→移住」のスリーステップです。
これは、 鳥取大学の筒井一伸先生がおっしゃっていたことの受け売りです(笑)。
「移住までのステップ」
(1)「体験」
(2)「交流」
(3)「移住」
まず「体験」は、農作業体験や文化体験などを経験すること。
今は体験イベントや移住体験ツアーが豊富なので、お手軽にできます。
その地域を気に入ったら、一定期間地域に滞在し「交流」してみましょう。
インターンシップ、みどりのふるさと協力隊、地域おこし協力隊だと
制度もしっかりしているので、よいと思います。
「体験」「交流」を経て、その地域で住んでいける自信が持てたら、
スムーズに「移住」できると思います。
さらに言うと、その後に「定住」というステップがあるかもしれませんね。
感覚的なもので定義づけという訳ではありませんが、
地域で就職や起業、結婚をすると「定住」した感があります。
私自身これらのステップを踏んできましたし、周りの移住者の多くもそうなので、
このスリーステップは「移住王道コース」と言えるかもです。
スリーステップを踏むことで、移住する側も地域の様子がよく分かるし、
移住者を受け入れる側も移住者の人となりが分かるので、
お互い不安が解消されるのではないでしょうか?
十日町に移住者が多いのは、
体験イベントや「大地の芸術祭」「十日町雪まつり」などイベントが豊富なこと、
「にいがたで暮らす・働く応援プロジェクト」や
「にいがたイナカレッジ」といったインターンシップが充実していること、
地域おこし協力隊の任用人数が多いことなど、
「移住までのステップ」を踏みやすい環境が整っているからこそだと思います。
移住する側も受け入れる側も、お互いに幸せな移住になりますように。
少しでも参考になれば幸いです。
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