十日町雪まつりに行った気になれるレポ ~おまつりひろば編
雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみかです。
十日町市民の間には「雪まつりが終わると、雪も落ち着く」という定説?があります。
が、雪が降らないという訳ではなく、3月になっても降る時は降ります。
しかし、去年と今年は降雪シーズンに関わらず雨が降る…という日も多いので、これからどうなるのか…。
あまり早く春が来すぎても、今度は山菜の良し悪しに関わってくるので、やっぱり例年通りの冬であってほしいですね。
さて、そんな意味でも十日町市民にとって根付いている「十日町雪まつり」。
前々回は「雪上カーニバル」、前回は「雪の芸術作品」についてレポしました。
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ラストレポは、「おまつりひろば」についてレポします!
市民のおもてなしが楽しめる「おまつりひろば」
雪まつりの期間中、市内のあちこちで「おまつりひろば」が開かれます。
地域の住民の方々が屋台を出したり、子どもが遊べる雪の滑り台があったり、地域の個性が光る催しがあったり…。
中でも一番大きなひろばが、十日町高校グラウンドにできる「コミュニティひろば」。
市内の飲食店が屋台を出したり、ヒーローショーがあったり、ツマリアンボールという雪上バレーの大会があったり、一日中楽しめる場所です。
私の所属するNPOも、昨年からここでポップコーンを販売しています。
私も土曜日の午前中と、日曜日の午後は店番をしました。
ちなみに、このポップコーンは池谷集落で無農薬・無化学肥料で栽培したものです。
昨年度から市内のイベントで、集落のPRがてらポップコーンを売っています。
地域おこし活動をしていると、色んなことが経験できて楽しいです笑
去年は、子どもがたくさん集まるヒーローショーが行われる3日目、つまり一番売上がみこめる日が、あいにくの雨だったので売上はボチボチ…という感じでした。
しかし、今年は土日とも午後から天候がよく、特に日曜日は機械の製造が間に合わないぐらいに大流行り!
(まぁそもそも機械も一台は家庭用なので、製造能力イマイチなんですが…)
てんやわんやでしたが、それもそれで楽しかったです!
余裕がある時は、お客様とちょっとおしゃべりしたりもしました。
今年は去年よりも、海外からのお客様が多かった印象ですねー。
十日町にもインバウンドの波が来てるんだな~と感じました。
コミュニティひろばの中で、ひと際目をひくのが「雪上茶室」。
火焔型土器の門をくぐると…
中は、高級料亭のような雰囲気!
土日には無料で抹茶のふるまいが行われ、ちょうど店番が終わったころにあったので私も行ってきました。
雪の上の茶室って、なんだか風情があります。
カメラマンの方もたくさんいらっしゃっていました。
お干菓子もお抹茶も、とってもおいしかったです!
雪国文化を味わえる、十日町雪まつり!
十日町の中心市街地で行われるおまつりは、2月に十日町雪まつり、5月にきものまつり、8月に十日町おおまつり、10月に生誕地まつりと非常に数が多いです。
でも、雪まつりが特別なのは、市街地だけでなく周辺地域でも「おまつりひろば」や「雪の芸術作品」があり、ひろーい範囲でおまつりをやっているということ!
今年は雪像めぐりもして、雪上カーニバルにも行って、コミュニティひろばで出店もして、市街地も歩いて、雪まつりの規模の大きさを体感できました。
今年で68回目と歴史が長いまつりだけあって、市民に本当に愛されているまつりなんだなぁ!としみじみ感じました。
雪の季節は外出が億劫になりがちですが、もっともっと大勢の人に十日町雪まつりに来てもらいたい!
雪国という土地ではぐくまれてきた文化や、人々の温かさを味わうにはもってこいなおまつりです。
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