雪国の道路はどう除雪している? これでもか!の雪対策
3連休があと1日なのが信じられません…。雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
1月になって、いよいよ雪のシーズンが本格化してきました。
先日のブログで、お隣・南魚沼市に移住予定の方の素朴な疑問にお答えしました。
yukifurusatonoyome.hatenablog.com
その中で、雪ってどれくらい大変?という質問がありました。
やはり十日町市や南魚沼市がある中越地域は豪雪地帯という特殊な環境ですから、移住してくる人にとっては不安ですよね。
しかし、過剰な心配は不要です!
なぜなら、雪国ではこれでもか!というぐらいの雪対策がなされているからです!
今回は、雪国での道路事情についてご紹介したいと思います。
水の力で雪を溶かす! 消雪パイプ
まずは、消雪パイプ。国道など交通量が多い道路に主に設置されています。
地下水などを汲み上げて、降雪があると自動で水が出され雪を消します。消雪パイプがあると、雪が積もらないので運転も楽々です。
道路以外でもスーパーの駐車場などでも設置されています。
なので、冬の間は駐車場は水浸し(笑)。パンプスなんて履いてたら大変なことになります。冬のおでかけは、長靴が安心ですね!
ちなみに、時々勢いのあるパイプがいて、油断すると足にかかったりするのが雪国あるあるです(笑)。
いつもお世話になってます! 除雪車
消雪パイプがない道路には、除雪車が入ります。主に地元の建設会社が行政から請け負って、除雪を行っています。
除雪車も種類が様々あり、大型のものが「ブル」、中くらいのが「ロータリー」と呼ばれています。他に歩道用の除雪車もあります。
池谷集落にあがる山道で「ブル」に出会うと、「風の谷のナウシカ」の「オーム」を思い浮かべます(笑)。
雪が降れば早朝から除雪車が出動し、通勤前に除雪をしてくれます。
除雪したての道路はツルツルしていて滑りやすいので、歩行や運転には細心の注意が必要です!
住宅密集地の味方! 流雪溝
道路というか、歩道の範囲かもしれませんが…。
中心市街や住宅地の人は、除雪した後雪を置いておける場所がないので、流雪溝(りゅうせつこう)といういわば側溝に雪を捨てます。
流雪溝に水が流れる時間帯は地域によってあらかじめ決まっているので、その時間帯になるとみんな家から出てきて、一生懸命除雪作業を行っています。
その様子を見ると、雪国の人は本当に勤勉で真面目だなぁ、となんとなく誇らしい気持ちになります。
と、このように雪国の道路ではしっかりとした雪対策がされています。
なので生活に支障なく雪国では暮らしていけるんですね。
そのために日夜働いている方々に感謝をしつつ、車で移動する際は安全運転をこころがけましょう!
◆参考サイト◆