おばあちゃんちに来たみたいにほっこりできる「十日町ふれあいの宿 交流館」
皆さんは、旅行の宿泊先はどのように選んでいますか?
食事の質? 温泉? それともお手頃な値段?
ついつい紹介サイトの写真の雰囲気の良さで宿泊先を決めてしまう、雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
どんな選択基準にしろ、日常を抜け出したせっかくの旅行、居心地のいい宿泊先を選びたいですよね。
今回は十日町に旅行に来た際にぜひ泊まってほしい、「十日町ふれあいの宿 交流館」さんをご紹介します!
落ち着いた雰囲気のお部屋で、旅の疲れを癒そう!
交流館は築40年の民家を改装した宿泊施設。
駅から徒歩8分の好立地も嬉しいです。
どの寝室にもこだわりのふかふかベッドが2台。安眠できること間違いなし!
各部屋には味のある絵が飾られています。
交流館の関係施設、障がい者施設「ワークセンターあんしん」さんの利用者さんが描いた絵だそうです。
とってもほっこりする絵ですよね。
ちなみに私のお気に入りは、「ピンチはチャンス!」の絵。
部屋名の表札も、利用者さんが作成したものだそうです。
どんな方でも安心して泊まれるユニバーサルなしつらえ
お部屋もとても素晴らしいんですが、交流館の一番のおススメは、なんといってもこちらのお風呂!!
ゆったりとしたジェットバスを堪能することができるんです!
雪解け前に訪れたので、写真だと雪景色になっていますが、白いところは全て田んぼ!
今だときっと田植え後のさわやかな景色を楽しむことができると思います。
そして、館内はバリアフリー! どんな方でも気兼ねなく宿泊することができます。
他にも、懐かしい気持ちにしてくれる囲炉裏。
着物のまち十日町ならではのしつらえ。
細かなところへのおもてなしが行き渡っている、そんなお宿です。
大変人気なお宿なので、予約はお早目に!
なんと翻訳ツールもあるので、外国の方でも問題なしです。
十日町での旅の思い出がますます輝く「十日町ふれあいの宿 交流館」さん。おススメです!
十日町ふれあいの宿 交流館
所在地 :〒948-0073 新潟県十日町市稲荷町4丁目367-1
電話番号:025-752-3289 FAX番号: 025-755-5212
料金: 1室2名様ご利用時 おひとり様6,000円~
※お部屋のタイプや人数、繁忙期等により金額が異なりますのでお気軽にお問い合わせください。
HP:https://www.facebook.com/anshinkoryukan/
https://www.airbnb.jp/rooms/19021525?tier_override=0&s=6pz82M5j
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十日町でハード系パンを買うなら! 大人女子が集う「粉布shop」!
魚沼産コシヒカリの産地だからでしょうか? 十日町市はなぜかパン屋不毛地帯です。
くるみパンが大好き、雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
とはいえ、デニッシュとクロワッサンを販売する「パン工房スマイルD」さんや、JA十日町の「米粉パン工房米かりー」 さん、バリエーション豊富な「フレンドリー高橋」さん、そしてスーパーの中のベイカリーコーナー…と実はなくもないのですが、十日町の女性陣は口をそろえて、
「十日町にはパン屋がない!!」
と嘆きます。
たしかに近隣の市に比べると、ハード系とか天然酵母とかちょっとこだわりのあるパンを置いた、常時やっている個人店がないかな、という印象はあります。
なので、年に数回行われるパンのイベントには、開始時間前から長蛇の列ができるほど。
日本で一番パンを食べるのが意外にも京都であるように、魚沼産コシヒカリの産地・十日町に住んでいるといえど、おいしいパンが食べたい!!
そんなパンに飢えた十日町のパン好き女子が集うのが「粉布shop」。
月に一度、住宅街にぽっかりと現れる素敵空間にお邪魔してきました!
大人女子のほっこり癒し空間!
4~7・10・11月の第2土曜日に開かれている「粉布shop」。
道の駅クロステンの向かいの細い坂を下りていくと、かわいい看板がありました。
看板通り小道を通って奥に進みます。
すると、緑に囲まれた素敵な空間にたどりつきました。
気分は「秘密の花園」(読んだことないけど)。心がわくわくと浮き立ってきます。
焼き立てのパンって、なんであんないいにおいなんだろう
屋内では、パンやケーキ、お惣菜が売られていました。
うーん、どれにしようか迷っちゃいますね!
お昼時に行ったので、ブドウパンとメンチカツをいただきました。
私は軽い顎関節症なので、ハード系のパンはあまり食べないのですが、こちらのパンは外はカリっと中はふわっとなので、とっても美味しかったです♪♪
パンは続々と焼いているようで、焼き立てのパンが来ると幸せなにおいが楽しめます♡
パンは「粉布shop」以外でも、予約すれば買うことができるそうです。
道の駅クロステンで販売していることもあるそうですよ。
雑貨販売やフリーマーケットでお気に入りを探しても◎
「粉布shop」ではパンやケーキ以外にも、ハンドメイド作家さんが出店していたり、フリーマーケットがあります。
中にはこんな珍品も!?
蓋には穴があいていて、底は開くようになっている、謎の木箱です…。
みんな「これは何に使うんだろう?」と手にとるそうですが、誰も用途が分からないそうです(笑)。
本当に謎です。誰か分かる方、教えてください(笑)。
屋内には、本もズラリと。
読み始めたら止まらなくなりそうな本やフリーペーパーたち。
コーヒーとケーキでお茶しながら、読書も素敵ですね☆
気さくなお姉さまたちが切り盛りしている「粉布shop」。
ぜひ訪れてみてください!
「粉布」shop
十日町市本町6-3
キナーレから徒歩1分。信号機を渡り横道に入って右手1軒目の小道の奥(わからないときはお電話ください)
<2018年のスケジュール>
6月9日(第2土曜日)
7月14日(第2土曜日)
8月・9月は お休み
10月13日(第2土曜日)
11月10日(第2土曜日)
時間 10:00~15:00
予約のパンは、火・水・金・土 10時~17時
ご予約は080-1023-7482(佐藤)
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十日町のきもの文化に触れる!「十日町きものGOTTAKU」モニターツアーに参加!
ご無沙汰しています! 雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
4月はNPOの他に新しく地域に関わる仕事を始め、新しい仕事のペースに慣れるのに精いっぱいのひと月でした。
軌道に乗ってきたので、5月はもっと自分のやりたいことにも時間を割けるようにしたいな、と思います。
さて、そんな忙しい中でも息抜きは必要!
知人からお誘いを受け、先日十日町市のきもの会社さんの工場を見学させていただきました!
今回はその様子をレポります☆
~職人探訪~十日町きものGOTTAKU
十日町市は、きものの総合産地。糸より・織り・染め・メンテナンスなどを行う様々な企業がひしめいています。
今年の5月17~19日の3日間、全国初のきもの工場見学イベント「~職人探訪~十日町きものGOTTAKU」が開催されます! 13社のきもの工場を見学できる画期的なイベントです。
私が今回お声がけいただいたのは、そのモニターツアー。金彩加工と得意とする株式会社関芳さんの工場を見学させていただきました。
ちょうど「きものGOTTAKU」の期間中は用事があり参加できないので、少しでも工場を見学できて、とっても嬉しかったです!!
絢爛豪華なきものはどうやって作られる?
さて、関芳さんの本社に集まったモニターツアー一行。
まずは、絢爛豪華なおきものショールームを見学しました。
いんや ~~~~!! やっぱり振袖は煌びやかで見ごたえがあります!! もう、きらっきらしまくってますね!!
関芳さんは、「桂由美」「IKKO」の2大ブランドをメインに展開しています。
そして、訪問着や留袖も製作しています。
留袖も、また振袖とは違った美しさがありますね~~。
こんな美しいおきものがどうやって作られるのか、営業さんからお話を伺います。
ぶっちゃけわたくし、きものについてはてんで素人で、ちょっと用語を聞いたことあるなー程度。
きものの様々な加工についていろいろ教えていただいたのですが、へー手作業で大変なんだなーくらいで全く想像ができませんでした。
しかし、この後実際に工場を見学し、想像以上の職人技と手間暇に直面するのです…!
THE職人技!! 型友禅と箔加工
次に見学したのが、「型友禅」の工場。「型友禅」とは、生地を染料で染めていく加工です。
加工板がずらずらーっと並んでいるので、「板場」と呼ばれているんだそう。
生地の上に型を乗せ、決められた順番をもとに一色ずつヘラ、刷毛、ピースガン等で染めていきます。
刷毛は用途によって、鹿の毛や馬の毛でできているそうで、今では手に入りにくくなってしまったため、手入れしながら使用しているんだとか。
道具に萌えるタイプの人間なので、そういう話は大好物です!!
こちらが彩色のスケジュール。その時やっていたきものは、全部で37色!!!
同時に何着分か行うので、全て染め終わるにはなんと2ヶ月かかるのだそうです!
この「型友禅」を見るだけでも、本当に手間暇がかかっていてすごいんだな…と驚嘆でしたが、次に見た「箔加工」も素晴らしかったです!!
「箔加工」とは主に金箔を使用して、友禅染めが終わった生地に金を加える加工のこと。
残念ながらこちらは撮影NGだったので写真がないのですが、ベテランのおばちゃんたちが繊細に金をはりつけていく様子はまるで魔法のようでした!
その様子こそ写真や動画におさめたかったので、モニターツアー後の意見会でその点ご意見させていただきました。なのでもしかしたら、5月の本番では撮影できるかも??
きもの文化にも次世代の担い手を!
見学させていただいたのは2工程のみでしたが、他にもたくさんの工程があり、きもの一着に何人もの職人さんたちの技術と手間暇がかかっているというのが、よ~~~~く分かりました。
やはり実際に加工の様子を見ると、きものを見る目も変わってきますね。
ショールームに戻りもう一度きものを見ると、この色はあんな風に彩色されたんだな、とか、この金箔はあのおばちゃんたちがつけたんだな~と思い出されます。
そんな素晴らしい職人たちも、かなり高齢化しているのは明らか。
十日町の素晴らしいきもの文化をどう若者に引き継いでいくのか…。
「きものGOTTAKU」で、きものに興味がある方たちに集まっていただくことで、きもの文化継承の可能性が広がっていくといいなと感じました。
「~職人探訪~十日町きものGOTTAKU」での工場見学は事前予約制。
5月8日までとのことなので、興味がある方はぜひ!!
私も来年は行くぞ!!
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