「大地の芸術祭」直前!一足先に見て回ってきた!
ブログは気軽にサクサク書いていこう!というスタンスに切り替え中の雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
質も大事だけど、やっぱり更新頻度が多くないとですね。
あんまり気負わないで書いていこー!
という訳で、いよいよ「大地の芸術祭」があと2日!!
今週とある企画で、芸術祭作品めぐりを一足先にしてきました!
もちろんまだ始まっていないので、作品は準備中のものもありましたが、それでも十分楽しめました!
めぐってきた、オススメ作品をご紹介します☆
里山アートどうぶつ園
川西エリアのナカゴグリーンパークには、動物がモチーフの作品がたくさんありました!
可愛いものもあれば、かっこいいものも!
なかでも私のお気に入りは、須佐美彩さんの「かんがえない」。
こんな感じでポケーっと横たわってみたいものですね(笑)
動物モチーフで子どもも楽しめるアートなので、お子様連れにオススメですね!
さらにすぐ近くには、有名作家ジェームズ・タレル氏の「光の館」もあるし、同じナカゴグリーンパーク内には「野投ースペクトラム展」も展開されているので、めぐりやすいのもgoodです!
Kiss&Goodbye・思い出ポスト
Kiss & Goodbye|思い出ポスト - 大地の芸術祭の里
前回の芸術祭で制作された、ジミー・リャオさんの作品に、今年は可愛らしいポストが加わりました!
このポストには、作家がデザインしたポストカードに「幸せのメッセージ」を入れて投函すると、後日届けてくれるそうです。
参加型のアートは人気が高いですよね!
カラダのなか、キモチのおく。(鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館)
廃校を舞台にした大人気の美術館にも、新しいスパイスが加えられました!
美術館の玄関前に、竹細工の大きなマムシが登場!
マムシの中を通れるという仕掛けです。これは子どもに大ウケしそ~☆
ちなみにこの巨大マムシちゃんは、秋まで展示されるそうで、秋にはナイトミュージアムもあるそうです!
以前、行ったことがありますが、夜の美術館はまた違った雰囲気で楽しめました!
奴奈川(ぬながわ)キャンパス
前回の芸術祭から拠点施設に加わった「奴奈川キャンパス」では、3年越しの作品「大地のおくりもの」が完成!
とにかく面積が広い! 圧倒されること間違いなしです!
彫刻って、本当に一つ一つが細かい~!! 途方もない作業を黙々とやれるなんて、ただただ尊敬です。
こちらを手掛けた鞍掛純一さんと日本大学芸術学部彫刻コース有志の人気作品、「脱皮する家」も必見です!!
Palimpsest
そしてやっぱり外せないのは、越後妻有里山現代美術館[キナーレ]に制作された、レアンドロ・エルリッヒ氏の新作!!
建物の2階のある地点から、真ん中の池を眺めると、そこには不思議な世界が広がっています…!
いつまでも見入ってしまう、不思議体験をぜひあなたも!
と、いくつかご紹介しましたが、まだまだたーくさん見ごたえのある作品があるのが、「大地の芸術祭」!
早く回りたくてウズウズします♪
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十日町市二ッ屋の「二千年蓮」!十日町の涼しいスポット☆
毎日毎日暑いですね~。
それでも十日町の気温が35度以上超えることは滅多にありません。
東京・名古屋・大阪あたりはどれだけ暑いんだろうと、考えるだけで暑くなる気がする雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
お盆には大阪の実家に帰省するので、ドキドキハラハラです。
さて、そんな暑い夏でも涼しい気分になれる十日町スポットをご紹介!
二ッ屋集落にある「二千年蓮」に行ってきました!!
二千年蓮は、蓮の世界的権威である大賀一郎博士によって、千葉県 検見川遺跡の二千年前の地層から種を発掘され、開花した奇跡の蓮です。
大賀博士が古代織物の研究で十日町に来市されたことが縁となり、昭和35年5月2日に小泉宝泉寺と二ツ屋へ移植されました。
宝泉寺では昭和三十七年、二ツ屋では昭和四十七年に開花したものが現在の二千年蓮となります。
ということで、難しい説明は現地の説明と引用に頼るスタイル(笑)。
移住した当初から「二千年蓮」の話は聞いていたのですが、なにしろ蓮は早朝じゃないと見れないもの…。早起きが超絶苦手なので、今まで行く機会がありませんでした。
が、先日、夫を早朝に駅まで送る用事があったので、せっかくだからついでに「二千年蓮」も見に行こう!と思い立ち、ようやく行ってこれました。
道中看板も多く、迷うことなく現地に到着!
道沿いなので、すぐに分かってありがたい。
他に人もいなかったので、1人でじーっくりと楽しむことができました。
やっぱり綺麗なお花を見ると、撮影欲が高まりますねぇ~~。
まだまだつぼみもありましたので、もうしばらく楽しめそうです。
蓮の花は早朝7時~9時ころ見るのがベストとのこと。私が見に行ったのも7時ころでした。
昼には花が閉じてしまうので、遅くても午前中には見に行くのが良いそうです。
ちなみに、蓮の花言葉は、「清らかな心」「休養」「神聖」「雄弁」「離れゆく愛」だそうです。
「清らかな心」「神聖」なんて、蓮の美しい姿そのものって感じですが、「離れゆく愛」というのは切ないですね。なんだか意味深です。
暑い夏にへばったら、涼しい朝から綺麗な「二千年蓮」を見に行くのはいかがでしょうか?
「二千年蓮」は、もう一ヶ所、小泉集落の宝泉寺というところにもあるそうなので、今度はそちらも見に行ってみたいです♪
▼参考サイト▼
ハス(蓮)はどんな植物?【花言葉・開花時期・ハスの実の味など】
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大地の芸術祭作品が地元に来ると、芸術祭が100倍楽しい!
新潟県も短い梅雨が終わりました。
今年の夏を乗り切れるか心配な、雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
前回の記事でご紹介した「高龍神社」の作品が、先日完成しました!
yukifurusatonoyome.hatenablog.com
作品を制作したのは、チリ出身フランス在住のアーティスト、エマ・マリグさん。
一応、大学は英語学科を卒業したこともあり、多少英語が話せるワタクシ。
日本語があまりできない彼女と地元の方たちとの橋渡し役として、色々とご一緒させていただく時間が多く、本当に素晴らしい時間と経験をさせていただきました!
高龍神社と現代アートの共通点とは?
エマさんの作品のテーマは「難民」。
17歳の時に政変が起こり、故郷・チリを離れざるえなかった経験が元になっているそうです。
特に近年は、危険な航海をおかしてでもヨーロッパにわたるシリア難民をテーマにしているそうです。
テーマは重いものですが、作品は本当に美しく、見る人を魅了します。
彼女いわく「難民は悲しいことですが、作品は詩的なものにしたい。そして苦しんでいる人の光になりたい」という想いが込められています。
京都に3年間住んでいたこともある、日本好きな彼女。
神社で作品を作成することを大変喜んでくれました。
エマさんの作品の設置場所として、高龍神社を選んだのは大地の芸術祭事務局ですが、エマさんもこの場所をとても気に入ってくれました。
「水」も彼女の作品のテーマであり、龍神様をお祀りしている高龍神社と、強いシンパシーを感じてくれたそうです。
「ここは私にとって特別な場所」と何度もおっしゃっていました。
地域の人のお・も・て・な・し!
エマさん滞在中、地元の方との交流機会も多くあり、大変楽しんでくださいました。
まず、地元の方々約20名が参加した歓迎会。
中条地区は、今まで「大地の芸術祭」にそれほど積極的でなかったので、20人も興味を持って参加してくださったのは正直驚きでした!
もともと「笹山じょうもん市」などで外に開かれた地区なので、土壌はしっかりあるんですね。
振興会の役員だけでなく、英語を勉強し始めたから、英語で話したい!という女性も来てくれたのは、個人的に嬉しかったです。
また、高龍神社からも近い笹山遺跡から発掘された、国宝・火焔型土器を見に博物館にもご案内しました。
ちなみに、この火焔型土器「ナンバーワン」と、エマさんが住むフランスはちょっとしたご縁があります。
20年ほど前「ナンバーワン」がフランスで展示された時、当時のシラク大統領が予定の時間を大幅に超えて2時間くらい「ナンバーワン」を食い入るように見ていたそうな。
偶然なことに、今年の秋にも「ナンバーワン」はフランスで展示されます。
そして、作品が完成した後、地域の女性陣で結成したダンスグループで、縄文風ダンスを完成祝いにプレゼントしました。
これには大変喜んでいただき、評判も良かったので、芸術祭開催期間中に特別イベントを計画することに!
素晴らしい作品を、大勢の方に見ていただくきっかけになれたらと思っています☆
「大地の芸術祭」はまさしく“地域みがき”
今までただ見るだけだった「大地の芸術祭」でしたが、地元に作品を受け入れることで、より深く関わることができました。
今回の経験を通して、芸術祭が「地域みがき」にとても効果的なものだと身をもって感じました。
外からアーティスト、特に海外からの方を迎えることで、地域は刺激を多いに受けて生き生きとします。
言葉が通じなくても、不思議なもので2週間くらい一緒にいると最後にはなんとなくコミュニケーションがとれるようになるんですね。
高龍神社の鍵を管理する地元の方が、片言の英語でも問題なくエマさんと交流できていたのには驚きました。
そして、芸術祭によって高龍神社という地元の隠れた宝が再発見されました。
元々の神社の良さに、エマさんの作品の良さが加わり、新たな価値が創造されたのは素晴らしいことだと思います。
個人的にはエマさんの受入れを通じて、今まで知らなかった地元の方とつながれたことも大変良かったです。
地域の宝を再発見し、地域の人同士の団結力も高めることができる「大地の芸術祭」。
今回を機会に、今後も地元・中条で盛り上がっていけたら嬉しいです。
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