十日町雪まつりに行った気になれるレポ ~雪上カーニバル編

雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみかです。

 

2月17~19日にかけて、十日町市の一大イベント「十日町雪まつり」が開催されました。

移住6年目、年々雪まつりの楽しみ方を覚え、今年も大・満・喫!!しました。

もう3日間はしゃぎ疲れました…笑

という訳で、何回かに分けて十日町雪まつりについてご紹介していきたいと思います!

 

十日町雪まつりって??

まずは、そもそも「十日町雪まつり」はどんなおまつりなのか?

てか、札幌だけじゃなくて新潟(十日町)にも雪まつりがあったのね!

とお思いの方も多いと思います。私も移住前はそんな調子でした。

 

公式HPには、十日町雪まつりの始まりについてこんな風に説明されていて、

雪国の人たちの誇りが感じられます。

十日町雪まつりは今から約67年前の昭和25年2月4日に開催されました。

「雪を友とし、雪を楽しむ」という住民の自発的な思いから生まれたこの雪まつりは、冬の厳しさも美しさも知り尽くし、雪に打ち克つ気概が生んだ発想です。

(中略)

このように日本で最初に住民が主体となって雪まつりを行ったことから、十日町市は、「現代雪まつり発祥の地」として知られています。

 ー十日町雪まつり 公式HPから

 

会期中の3日間は、市内各地で同時多発的に様々な催しが行われていて、町中がおまつりムードに包まれています。

 

主要な催しは、

・雪の巨大ステージでの「雪上カーニバル」

・市民がつくる「雪の芸術作品」

・市内各地の「おまつりひろば」

十日町の観光親善大使「十日町きもの女王コンテスト」

・唯一無二の野外雪上フェス「豪雪JAM」

 

並べただけでも、えーこんなにあるの??って感じですよね笑

いや、本当モリモリ盛りだくさんで、正直回り切れません!

なので私が行ってきた、「雪上カーニバル」「雪の芸術作品」「おまつりひろば」についてご紹介させていただきますね。

 

今年の個人的メインイベント! 「雪上カーニバル」

雪まつりのメインイベントは、なんといってもアーティストが出演する「雪上カーニバル」。

個人的に今年一番楽しみにしていたのも「雪上カーニバル」でした。

 

なんでかというと、移住6年目にしてようやく、初めて行くことにしていたからです。

正直音楽にはかなり疎くて、今まであんまり興味がなかったんですね…。

でも、やっぱり雪まつりのメインイベントだし、一度は行かなくちゃ!と一念発起。

出演アーティストが、華原朋美さん、DA PUMPさんと世代ド真ん中だったし。

 

カーニバル会場までは、坂道をてくてくのぼっていきます。

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正直この坂道も、今までカーニバルに行く気がしなかった理由の一つだったんですが、実際のぼってみるとそんなに大変じゃなかったです。

道がちゃんと除雪されていたからかなー。

てくてくのぼって、約15分ほどで会場に到着!

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いやー! やっぱり実物を見ると、大きいですね!!

毎年変わる雪の舞台。今年のテーマは「十日町に雪の竜宮城!!  ~新たな伝説が今、ここに~」だそうです。

タコやカメはかわいいし、建物の細部も本当に凝っている!

写真の左側には、十日町から出土した国宝の縄文土器「火焔型土器」も。

 

午後5時からカーニバルが始まり、MCのイジリー岡田さんとたんぽぽの白鳥さんと川村さんが登場。

3人とも十日町のお着物を着ていて、特にたんぽぽの二人の振袖がとっても綺麗でした♪

 

イジリー岡田さん「僕ねー去年もMCしたんですけど、隣はこじるり(小島瑠璃子)ちゃんだったんですよねー」

会場「ああ…(察し)」

川村さん「ああ…ってなんですか!笑」

 

すみません、ああ…って言っちゃった一人です笑

去年の小島さんのMCは聞いてないですが、たんぽぽのお二人もお上手だったし、着物もよくお似合いでしたよ!

 

十日町市長の挨拶後、トップバッターはNGT48の選抜メンバー!

さすがアイドル、最前列にはファンの方々が陣取っていました。

地元のアイドルだけあって、隣の上越市魚沼市出身のメンバーがいて嬉しかったなー。

4月にはCDデビューするそうなので、先輩グループみたいに全国的にも注目してもらいたいですね。

 

 

次は、去年も出演したオーストラリア出身のSarah Àlainn(サラ・オレイン)さん。

雪のステージにぴったりの素敵な衣装で、美しい歌声を披露してくれました!

 

この衣装、この後登場した岡本さんに「ホワイトメーテル」って言われてました笑 確かに笑

サラ・オレインさんはソロだけでなく、岡本さんとのデュエットもあり、再度登場して去年好評でリクエストがあったという「Let it go」も歌ってくれました。

もうリアルエルサで、美しかったですー!

 

そして、ソプラニスタ岡本知高さん。

 

岡本さんの真っ赤な衣装が、これまた雪のステージに映えて映えて…!!

MCのイジリー岡田さんに「竜宮城の主のよう」って言われてました笑(イジリーさんイチイチおもしろすぎです)

 

岡本さんは、フィギュアスケート番組のオープニングでお馴染みの「ボレロ」を歌ってくださいました。

これがもーーーーーーー本当に最高に素敵だった!!

ミュージカルやオペラが大好きな私、大興奮!!

しかも「ボレロ」の歌詞はゲーテの詩「ミューズの息子」だそうで、こんな一節があるんだそうです。

 

広大で果てしのない 氷の原で歌う
すると 冬が美しく花咲く

 

もう、雪まつりにぴったりじゃないですか!!

こういうリンク大好きなので、むちゃむちゃ興奮しました。

あー書いてると、興奮がよみがえります笑

 

そして、だんだんと空も暗くなり、ここで十日町市のきものサークル「繭の会」による着物ファッションショー。

 

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十日町雪まつりは、開始当初織物組合さんが主導で行っていて、きっと着物のコマーシャルの意味合いもあったんだと思います。

確かに、あでやかな着物と雪の相性バツグン…!

 夜空に花火もあがって、とっても美しかったです。

 

そして、市民モデルにさりげなく混ざって、ザ・たっちさん登場…!!

あまりにもさりげなさすぎて、「え、あれ??たっち…??」と会場ややザワザワ笑

サプライズゲストだったそうです!

このあとイジリー岡田さんに「会場ややザワザワだったね」といじられてました笑

 

さて、ついについにDA PUMPさんの登場!!

 

やっぱり世代なので、すっごく嬉しかったです!

「雪の上踊りにくい!!」とおっしゃってましたが、そんな風には感じないキレキレのダンスでした!

個人的には、「しくじり先生」に出演するISSAさんが好きなので、内心大興奮ー!

MCトークに人の好さがにじみ出ていて、私の中の好感度急上昇でした笑

 

最後は華原朋美さん!!

 

本当に歌がお上手で…! かわいくて…! たまらん…!! ってなりました。

昨年10月、馬術国内大会のジャパンオープンで優勝されて、3月に国際大会を控えられているということで、「本業は歌手だけど、今は暇あれば乗馬の練習をしています」とのこと。

乗馬の方も頑張ってほしいですね!!

 

締めは、NGT48メンバーが十日町小学校6年生と共演!

 

地元の子がステージに出ると、テンションあがりますね笑

もうびっくりするぐらいダンスが上手な小学生がいて、これは十日町からアイドル誕生も夢じゃないな…!と思いました。

そうなったら本当に素敵ですよねー!

 

フィナーレは、アーティストの皆様がステージにあがり、雪のステージ後方に打ち上げられる花火!

残念ながら、霧?もや?が濃くてハッキリとした花火ではなかったですが、それでも綺麗でした!

 

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いやはや、長々とお付き合いいただいてありがとうございます。

自分でもヒくくらい、半端ない熱量ですね笑

それだけ、とにかくとにかく、とーーーーっても良かった!!!

雪でできたステージは、照明があたると本当に幻想的だったし、途中から雪がちらついてきたのが演出かってくらい美しかったです。

 

十日町市民ほど「カーニバル行ったことない」って人よく聞きますが、そして私もそんな一人でしたが、本当行かないともったいないですよ!! 

だって十日町に、こんなメジャー級のアーティストが来る機会、雪上カーニバルくらいしかないですもん!

このブログを見て「来年行ってみようかな」と思ってもらえたら幸いです…!

 

行ってみたいな、という方に注意していただきたいのが、防寒対策です!

特に雪国圏外にお住まいの方。

今回もスニーカーで来ている男の子を見ましたが、

雪、舐めたらダメ、絶対…!!!

 

雪の上に1時間半以上、待ち時間も入れたらそれ以上の時間立ってないといけません。

私は、靴下二枚履き+長靴で行きましたが(最近の標準装備)、それでも足が冷えて棒のごとくなりました…。

ちなみに言うと、上半身はヒートテックタートルネック+セーター+上着の4枚重ねに腰とおなかにホッカイロ。さらに手袋。

それぐらいしないと本当ダメです。

一番てっとり早いのは、スキーウェアだと思います。

しっかり防寒対策して楽しんでくださいね。

 

さてさて最後になりましたが、この雪上カーニバルの様子が3月12日にBS-TBSで放送されるそうです。

 

 

ぜひぜひたくさんの方に見ていただいて、興味を持っていただいて、来年実際に来ていただけたら嬉しいです!!

 

長々とお付き合いいただいて、ありがとうございました。

しかし、まだまだ雪まつりの話題は続きますよ…笑 楽しみにしていてください!

 

期間限定「巨大かまくらカフェ」に行ってきた!

雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみかです。

 

今日は、快晴で気持ちのいい一日でした。

Yahoo!天気によると、日中は9℃まで気温が上がったみたい。

明日も同じくらい気温が上がるみたいですね。

寒くないのはいいけど、週末行われる「十日町雪まつり」に向けて

雪像を作っている人たちにとっては、迷惑な天気…かもですね。

 

さて、昨日は十日町市当間にあるリゾートホテル「ベルナティオ」

期間限定でオープンしている「巨大かまくらカフェ」に行ってきました!

 

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実は、月曜日にも行ってきたんですが、タイミング悪くメンテナンスでお休み…。

 

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下見に来たんだよね!と前向きに考え(笑)、昨日リベンジしたのでした。

 

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入り口を通ると…

(なんか、千と千尋の神隠しっぽい)

 

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立派なカフェが!

 

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この巨大かまくらカフェ、ベルナティオのHPによると、

外寸は直径22メートル、高さ8メートルで、内寸は直径8メートル、高さ4メートルとのこと。

ということは、単純計算して壁の厚みが7メートルもあるってこと?? すごーい!

確かに、かまくらの中はシンとして、がっちり守られている感がありました。

ちなみに、制作期間は10日間くらいらしいですよ。

 

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天井や壁の、このガチガチ感…。

重機じゃないと、さすがにここまでのは作れないよなぁ。

 

カフェの中は、LED照明で青やピンクに染まって綺麗でした。

 

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(写真で見ると、スッゴイ色だけど…)

 

カフェなので、中で飲食もできます。

食べ物は豚汁や米粉ラーメン、おしるこなど。

私はココアをいただきました。

 

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平日の午前中に行ったので、お客さんはホテルの宿泊客らしき方が4~5組パラパラと。

お店の方に聞いたら、一番多い時で400人!! 普段は250人来るそうです。

テレビでもよく見るし、やっぱり人気ですね~。

 

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営業は2月中旬までなので、興味がある方はお早目に!

個人的な見立てでは、今週末がラストチャンスかなって感じです。

遠方から来る方は、電話で確認してからの方が確実かもですね。

今年はもう無理かなって方は、来年のお愉しみにとっておいてください☆

 

あと、いらっしゃる時は温かい恰好で!

中にストーブがありません(溶けちゃうからダメなんだろうね…)。

せっかく来たからゆっくりしたいわ~という方は、ホテルのラウンジもあるのでそちらもオススメですよ。

ホテルのラウンジってまったりできますよね笑

 

十日町の冬のオススメスポットでした~!

 

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入り口にあった雪だるま。雪が積もってリーゼントみたいに!笑

 

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作り手の顔が見える食材で、おもてなしがしたい!

雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみかです。

 

正直に告白しますが、私は料理が苦手です。

いや、料理どころか家事全般が苦手です…。

ついさっき、夫に「みかは女子力がないもんね」と言われました…。

ええ、ええ、女子力ないですけども!! 認めます、ハイ。

なんとかかんとか、家事頑張っています。

 

そんな料理の苦手なワタクシですが、

イベントの時はお客様においしいごはんを食べていただきたいので、

食材の力に頼りまくります。

 

先日の「雪国でかまくらを作って呑もう!の会」では、

夕飯と飲み会があったので、さて何にしようか…と悩みました。

 

yukifurusatonoyome.hatenablog.com

 

やっぱり冬ですので、夕飯は鍋の一択です。

いいですよね、鍋。煮込むだけだし。料理苦手女子の私でもできる。

 

しかも、十日町のおいしいものは鍋に向いているものばかり。

白菜、ネギ、ニンジン、大根は池谷集落で採れたものをいただきました。

 

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お肉は、十日町のブランド豚「妻有(つまり)ポーク」。

抗生物質に頼らずに育てた、脂身が甘くておいしい豚肉です。

 

今回、鍋のスープは市販の安いのを買ってきたんですけど、

野菜と豚肉の甘味が溶けて、とんでもなくおいしかったです!!

 

そして、お米はもちろん池谷集落で栽培した「山清水米」

私がやったんじゃないですが、釜で炊いた山清水米は最高でした!

 

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飲み会のおつまみは、これまた池谷集落で採れたギンナン

ギンナンつまみながらお酒、オツですよね~。

炒る作業は、参加者の皆様がやってくださいました。

池谷のイベントに来る皆様って、なんて協力的でいい人たちなんでしょう。

 

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そして、飲み会のお酒はもちろん地元のお酒を!

池谷集落の定番は、地域の酒蔵・魚沼酒造さんの「天神囃子」ですが、

今回は趣向を変えてこちらの2本をご用意。

 

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左は、十日町市川西地域にある松乃井酒造さんの「松乃井女の辛口」。

松乃井酒造の杜氏をやっていらっしゃる次男さんの奥様、通称「ふーみん」が

オトナの女性でも楽しめるスッキリとした辛口の日本酒。

数量限定で、あまり出回っていない特別なお酒です。

 

右は、十日町市のお隣津南町にある苗場酒造さんの「良寛」。

この良寛は、元は長岡の「美の川酒造」さんのお酒でしたが、

残念ながら2014年にお店を廃業。

しかし、苗場酒造さんがブランドを継承し製造されています。

 

▼詳しく書かれたブログを発見したので、ご紹介▼

sakearchive.hatenablog.jp

 

美の川酒造の元蔵元の方が、よく池谷のイベントに来てくださっていて、

今回もご参加いただいたので、お出しさせていただきました。

作り手の顔を見ながら、話しを聞きながらお酒が飲めるって、なんとまぁ贅沢!

 

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しかも、お燗番までしてくださるという人の好さ…!

 

地方で生活する良さの一つが、食材の産地との近さだと思うんです。

作った人の顔や土地が分かっている食材を料理して、いただくこと。

微力ながら、その感動の一助ができたら何よりです。 

 

まだまだ料理の修行が足りない移住嫁ですが、これからも頑張ります!

 

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