大地の芸術祭アート meets 700年の歴史を持つ地元に愛される神社!
前回、越後妻有の3年に1度の芸術の祭典「大地の芸術祭2018」についてご紹介しました。
yukifurusatonoyome.hatenablog.com
ワクワクと公式ガイドブックを読みふけっている今日この頃の、雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。
私が十日町に移住して以来、「大地の芸術祭」を経験するのは実は今回で3回目。
しかし、前回の2015年は知人の美大生を2日間案内したくらい。
その前の2012年は、正直作品めぐりをした記憶なし。
そこまで「大地の芸術祭」に大きな関心があったとは言えません。
ではなぜ今年は、こんなに「大地の芸術祭」熱が私の中で高まっているのか?
それはひとえに、住んでいる地元に作品がやってくるからです!
地元地区に新作がやってくる!
他地区に比べて、今までそれほど「大地の芸術祭」の作品誘致に熱心でなかった地元・中条地区に、今年は新作が2作品もやってくる! ということで、日に日にワクワク感が高まっています!
まず、JR中条魚沼駅に制作される、日本の注目若手作家チーム「目」の「Repetitive objects」。
前回の「大地の芸術祭2015」で大好評だった通称「コインランドリー」の作家さんなので、注目度は高いです!
そして、今回ご紹介する高龍神社に制作される、「アトラスの哀歌」です!
700年以上の歴史を持つ神社が会場!
「高龗神社」(以下、高龍神社)は、「こうりゅうさま」「りゅうさま」と地元で大変親しまれている神社です。
この神社の歴史は、1333年にまで遡ります。
当時この地域を治めていた大井田一族の親子が、鎌倉幕府を倒さんと挙兵した新田義貞公に加勢しました。
稲村ケ崎の戦いの際、新田義貞公が刀を海に投げ入れ祈ると、海が干潟となり鎌倉に突入できたという伝説があります。
その様子を見ていた大井田経隆が、竜王に感謝し建立したのが「高龍神社」と言われています。
ま、詳しくは看板に書いてあります(笑)。
そんな古い歴史を持つ「高龍神社」。
生い茂った木々が日差しを遮り、夏でもひんやりと涼しいスポットです。
階段を上った先にある社殿の中に、作品が作られます。
社殿の前には、土俵が。
地元の方に話を聞いたところ、昔は青年会が奉納相撲をしていたそうです。
敷地がとても整備されていて、氏子さんたちが丁寧に管理されているんだと感じました。
8月末には地域のお祭りがあったり、近くの保育園の子どもたちが散歩に来ることもあるそうです。
地元から愛される、大変雰囲気のある「高龍神社」に、現代アートが作られたら本当に素晴らしいものになると思います!
実は、既に作品の制作は始まっています。
とてもとても美しい、素敵な作品です。
アーティストは、エマ・マリグさんというチリ出身、フランス在住の方です。
Reportage Maisons-Laffitte // Emma MALIG
ありがたいことに、色々と関わらせていただいているので、その様子はまた今後書きたいと思います!
ぜひ「大地の芸術祭」作品巡りの際には、高龍神社にもお立ち寄りください!
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