行かないなんてもったいない!「星と森の詩美術館」

雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。

すっかりブログ更新もご無沙汰してしまっているうちに、今日初雪が降ってしまいました。季節が巡るのは早いですねぇ~…。

 

さて、ところで、皆さんには「気になっているけれど、なかなか行く機会がない場所」というのはありますか?

私にとって、十日町市にある「星と森の詩美術館」が、長らくそういった場所でした。

が、先日ついに行ってきたのでご紹介したいと思います!

 

上品な気持ちにひたれる「星と森の詩美術館」

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「星と森の詩美術館」は、約20年前に株式会社丸山公務所の社会事業の一環として開館した美術館です。

元々美術館が好きなこともあるし、また館名のかわいらしさに、「どんなところなのだろう?」とずーっと思いながら行けずにいたのですが、たまたま招待券をもらったので、ついに足を運んでみました!

 

美術館は住宅街を抜けて先の高台にあるので、駐車場からすでに景色も良く、ゆったりとした時間を感じることができます。

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 駐車場から美術館に向かう小径の、絵になること! 別の世界にいざなわれるかのようです。

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 小径の先にある、なんとも上品な建物が「星と森の詩美術館」です。

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 ちなみにまるで絵本のタイトルのような館名は、収蔵作家の星襄一(じょういち)氏の木版画「星の森」、天田昭次(おきつぐ)氏の刀剣「七星剣」、藤巻秀正(ひでまさ)氏の彫刻「森の詩」にちなんで名づけられたとのこと。

 

美術館の周りにはブナ林が広がっていて、紅葉の最後の時期だったので、見惚れるくらいの美しさでした。

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素晴らしい環境の中で、とっても優雅な気分に浸りながら、作品鑑賞を楽しむことができました。

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こじんまりとした展示室ですが、ゆったりと座れる椅子もあり、心行くまで作品を眺めることができました。

 

美術館周りの散策も楽しんで

作品鑑賞だけでなく、併設の喫茶コーナーで飲み物を飲むこともできます。

室内にも座席がありますが、屋外のテラスがとても雰囲気が良いのでオススメです!

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美術館の目の前の池、木々の向こう側の山といった、穏やかな景色も楽しめます。

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池のまわりとぐるっと一周できる小径もあるので、散策するのも楽しいでしょう。小径に沿って、彫刻が多数設置されています。

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ブナ林を通るところも。

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私設の美術館なので、けして大きくはありませんが、普段の忙しさを忘れるような上品で穏やかな空気が漂う場所でした。

今まで来なかったなんてもったいない!

冬期間(12~3月)は休館するので、来年また訪れてみたいと思います!

 

「星と森の詩美術館」

http://www.hoshi-uta-m.jp/index.html

 

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帰れマンデー秘境路線バスの旅in十日町! 地元人が徹底解説してみた!

雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。

昨日はテレビ朝日の「帰れマンデー見っけ隊!!3時間SP」で十日町市の松代と松之山が出ましたね~!

www.tv-asahi.co.jp

 

全国放送のゴールデンということで、ご覧になった方も多いのではないでしょうか?

大阪の実家の母からも、「十日町出てるよ!」と電話がかかってきました笑。

前回の「大地の芸術祭・最難関作品シリーズ」も進めたいところですが、せっかくなので番組の内容について書いていきたいと思います!

 

秘境路線バスに乗って、飲食店を探そう!

松代・松之山が舞台となったのは、「秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅 バスごろく」というコーナー。

出演者は、サンドウィッチマンの2人に、菜々緒さん、滝沢カレンさん。

サンドウィッチマンさんは数年前に、十日町雪まつりの雪上カーニバルの司会をしてくださったことがありましたね~。

 

内容は、サイコロを振って出た目の数だけバス停をすすみ、降りたバス停から歩いて飲食店を見つけるまで次にバスに乗れない、というルール。

松代~松之山は大地の芸術祭めぐりでかなり通りましたが、飲食店あるか??という印象…。 

地元の人はきっとみんな不安に思ったでしょう(笑)。その不安は的中したのか!?

 

オシャレ古民家レストランで、すべりだしは最高!

バス停のスタートは、松代地区「太平(たいへい)」。

まずは、サイコロの「3」が出て、「病院入口」へ。

ラッキーなことに松代商店街エリアのバス停なので、飲食店はたくさんある!

というか、路線図を見ると出目が何であっても、松代商店街あたりのバス停のどこかしらに着くようになっているのね笑。

 

一行は美容院(理髪店かも)のお母さんの案内で、「澁い」に。

https://www.facebook.com/karl.bengs.shibui/

ここは、ドイツ人建築デザイナーのカール・ベンクスさんが旅館を改修した建物の1階にあるレストラン。カールさんも出演されていましたね!

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オレンジがひと際目をひく、和と洋の融合が素晴らしい建物です。

ちなみに2階は、カールさんのオフィスになっています。

 

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 一行は、キッシュとオープンサンドを食べていました。

とってもおいしいんですが、サンドさんには量が足りなかったんじゃないかな?笑。

 

やっとたどり着いた2軒目は、地元人が愛する食堂!

「澁い」でオシャレなごはんを楽しんだあと、最寄のバス停「松代支所前」から乗る一行。

肝心のサイコロは「6」が出て、ラッキー!と思いきや…。

下車したバス停「小谷」の周りには、飲食店なーーーーんもなし…

 

うん、だよね(笑)。

 

そうなると思ってた…。

出目が1~3あたりだったら、確か飲食店が2軒ほどあったとは思うんだけど、そこから先になると民家ばかりの飲食店不毛地帯

まぁ田舎ってそうですよね。

 

そこから飲食店があることを信じ、ひたすら歩く一行…。

道中で、キョロロの看板を発見! そこには「さとやまキッチン」の案内も。

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大地の芸術祭」の拠点施設の一つ、「森の学校」キョロロ。

越後松之山「森の学校」キョロロ – 十日町市立里山科学館

ちなみに番組では、本筋からそれるためか「大地の芸術祭」に関する説明は総スルーでしたね。作品はちらっと出たりしていましたが。

 

「さとやまキッチン」はキョロロ併設のレストラン。

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芸術祭めぐった時に行きました! 地元野菜とお米が楽しめます♪ 

 

飲食店はあるにはあったけれど、バスコースから外れた1.5キロ先にあるということで、一行は行かないことを決断。

行かなかったけれど、「キョロロ」と「さとやまキッチン」の紹介はされていました。

 あとこの時道を聞いていたのが、「ゆきぐに森林組合 松之山なめこ工場」の方でした。

この工場で全国の1割のなめこを作っているんですって! 知らなかった!

 

その後、松之山名物の「志んこ餅」の小島屋製菓店さんに立ち寄り。

松之山温泉銘菓志んこ餅(しんこもち)の小島屋製菓店 - 新潟県十日町市松之山 - 松之山温泉名物、お土産に最適です。

(↑すごい立派なホームページ…!!)

 しんこ餅美味しいですよね~。なかなか買いにいけないけど。

あとお店のお姉さんが、菜々緒さんのことを「CGみたい」と言っていてウケました笑。本当、あのスタイルが現れたらそう思っちゃうよね。

 

そして再び歩きに歩き、懐かしい感じの食堂 並木屋さんを発見!!

「小谷」から約2.5キロ、ずっと登り坂をよく歩いた!

食堂 並木屋 – 十日町市観光協会 どきどき十日町 | 棚田・美人林・清津峡

 この食堂は知りませんでした~。まさしく地元の人が通うって感じの食堂でした。

自家製面のラーメンがおいしそうでしたね~。十日町というとおそばのイメージですが、新潟はラーメン王国でもあるので、十日町もおいしいラーメン屋さん多いです。

今度松之山に行く時は食べに行ってみようっと!

 

歩きまくったゴールの先に待っていたのは…!

ようやくバスに乗れる!と思って振ったサイコロの出目は、なんと「1」…!!

落ち込むカレンちゃんを「テレビ的には100点だよ!」となぐさめる菜々緒さんが素敵でした。

とはいえ、またもやひたすら歩き…。

最終的には約3キロを歩いて、ゴールの「松之山温泉」に到着! 

ほとんどバス乗ってない!笑 

太平~松之山温泉が約11キロなので、バスに乗った距離と歩いた距離が変わらないくらいですね笑。いやー本当よく歩いたよ~。

 

バス停の終着駅に着いたものの、最後に飲食店を見つけなければ本当のゴールではない、ということで飲食店を探す一行。

しかし、17時を過ぎてしまっていて、飲食店はあるけれど休みだったり営業時間外だったり…。

あいにく休業だったそばの「滝見屋」さんは、以前ブログでご紹介したところ。

yukifurusatonoyome.hatenablog.com

 ユニークなそば屋さんなので、立ち寄ってもらえず残念。

他にも温泉街はおいしい飲食店があるのですが…。17時とは絶妙な営業時間外。

 

最終的に、松之山温泉の「ひなの宿 ちとせ」さんにイン!

湯治豚と棚田鍋、そして温泉を堪能していらっしゃいました。たくさん歩いて疲れた体を癒せたかしら??

chitose.tv

 テレビ効果で、ちとせさんは放送終了後予約がたくさん入ったみたいです~。良かった良かった!

宿泊だけでなく、ランチだけでも、日帰り入浴も可能なのが地元人には嬉しいです。

 

一行にはかなーりハードな旅路になったようですが、松代・松之山がいっぱい紹介され、とっても楽しめた内容でした!

ぜひこれを見て、訪れてくれる方が増えるといいですね☆

 

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【大地の芸術祭】勝手に認定エリア毎最難関作品!~十日町エリア~

大地の芸術祭」ロスに続き、「半分、青い」ロスが始まりそうな雪ふるさとの移住嫁こと、ふくしまみか(@ijyuyome_yuki)です。

ずいぶんとぶりに朝ドラにはまったので…。次の「まんぷく」も楽しみです!

 

さて今回の「大地の芸術祭」の入込数が発表されましたね!

前回から約3万人増の約54万人とのことです!

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」来場者数発表! - 大地の芸術祭の里

 

たくさんの方に来ていただいた「大地の芸術祭」、378作品ある中で駅チカで行きやすいところもあれば、そうでないところもあり…。

コンプリートした人間だからこそご紹介できる(かもしれない)、エリア毎の最難関作品&行くのしんどかった作品をボチボチとご紹介したいと思います~!

 

十日町エリア最難関 T398 Welcome

今回の新作の中で、ある意味で注目度の高かった作品「Welcome」。

Welcome - 大地の芸術祭の里

なぜかというと、作品を見るのに約1.5キロ歩かないといけないというそのハードさ!!

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中手(なかて)集落の黒滝という、集落の人にも存在を忘れられていたくらい奥地にある滝までの道中と展望台に、椅子の作品が展開されていました。

 

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訪れた時は、ちょうど稲刈りをしている頃でした。

田んぼの畦にも作品が。

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 ここら辺までは車も通れる道なのですが、途中からはほとんどけもの道のような細い山道に。

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 歩くのは大変ですが、だからこそ作品にたどり着いた時の感動はひとしおです。

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そして黒滝をのぞむ展望台に到着~!

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 雨が続いた後だったので、水量もそれなりにあり、見ごたえがありました。

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展望台にも作品。

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友人とおしゃべりしながらテクテク歩いて、往復40分かかりました。

ちなみに帰りの方が上り坂になるので、行きよりも帰りの方がしんどいのがミソ(笑)。

十日町エリア内、いや全エリア内でも一番に歩く必要がある作品なので、エリア内最難関作品に認定!!笑

 

最難関作品ですが、自然との調和が美しい、まさしく「大地の芸術祭」的作品なので人気が高く、公開期間が延長されて10月8日まで楽しめることができます。

涼しくなった今だからこそ、見に行きやすいのでオススメです!

 

www.echigo-tsumari.jp

 

 

yukifurusatonoyome.hatenablog.com

 

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